私小説 の商品レビュー
記憶喪失… ってな事で、金原ひとみ編 『私小説』 尾崎世界観 「電気の川」 西加奈子「Crazy In Love」 エリイ 「神の足掻き」 島田雅彦 「私小説、死小説」 町屋良平 「私の水敲」 しいきともみ 「鉛筆」 金原ひとみ 「ウィ...
記憶喪失… ってな事で、金原ひとみ編 『私小説』 尾崎世界観 「電気の川」 西加奈子「Crazy In Love」 エリイ 「神の足掻き」 島田雅彦 「私小説、死小説」 町屋良平 「私の水敲」 しいきともみ 「鉛筆」 金原ひとみ 「ウィーウァームス」 千葉雅也 「『私小説』論、あるいは、私の私小説」 水上文 「言語の冒険へ 更新される『私小説』」 の短編集。 読むのに時間が掛かり過ぎて、殆どの内容がニュアンスしか入ってない ホンマに私小説かっ⁉️って内容が殆どっぽかったんかな 西加奈子さんの話は『くもをさがす』の一部なんかなって思ったり…。 金原ひとみさんのはリアル感たっぷりじゃし と、曖昧な読書記憶喪失でした 2023年21冊目
Posted by
8人それぞれの「私小説」。 今まで思っていた、私小説とは違う切り口で表現されている印象だった。 最初の、尾崎世界観さん「電気の川」が面白かった。 自分が思っている私と、他人が見ている私の違い、それに関してモヤモヤする気持ちが表されていた。
Posted by
金原ひとみさんが好きなので、 そしてクリープハイプも好きなので。 やはり金原ひとみさんのお話が1番好きだった。 あと、しいきともみ、西加奈子さん、エリイさん。 しいきさんの文章は初めて読んだけど、分かりやすかった。 他の人の話は結構難しくて途中で読むのを 諦めてしまいました…...
金原ひとみさんが好きなので、 そしてクリープハイプも好きなので。 やはり金原ひとみさんのお話が1番好きだった。 あと、しいきともみ、西加奈子さん、エリイさん。 しいきさんの文章は初めて読んだけど、分かりやすかった。 他の人の話は結構難しくて途中で読むのを 諦めてしまいました…。 金原さんの話には、最近よく食べ盛りの高校生や中学生の娘が出てくる。娘は体型のことなども気にせず、ペロリと豪快に気持ちよくごはんを食べる。過去、拒食症のような話ばかり書いていた金原さんから、そういった描写が出てくるのは、そしてそれを金原さん自身もとても微笑ましく肯定的に捉えているのは(娘に食べ過ぎだと注意しようと思うが、ルッキズムという負の遺産を残したくないから控える、というところとか)、個人的にはすごく好きだ。娘のことを本当に可愛く思っているし、周りからの変な影響を受けないようになるべく守って育てたいというのを感じる。
Posted by
1話目の尾崎世界観さんの最初の10ページでギブアップ。 意味不明。 もう少し粘ったら、味が出てくるかと思ったけど‥ 久しぶりの「どうしても無理」 西加奈子さんは読みたかったけど、1話目の意味不明が衝撃すぎて手が出ず。 久々の途中投げ出し。 難解すぎた。
Posted by
一番面白かったのは町屋良平さん。推敲すると元のより悪くなるって、物を書く人間にありがちなこと。コロナ体験記を書いたエリィさんも、手術を書いた西さんも、不倫(もちろんフィクションだろうけど)しているのに独特な正義感を出す金原さんも面白かった。
Posted by
西加奈子さんの新刊が出たと知って図書館の蔵書検索したら『くもをさがす』に続く本書を発見。半分以上が未読の作家だったけれど、さすが金原ひとみ編集だけあって、人選のバランスが絶妙でどの作品もそれぞれの「私」が本当におもしろいし、巻末の水上文さんの文章には共感しかない! 「作家は真実の...
西加奈子さんの新刊が出たと知って図書館の蔵書検索したら『くもをさがす』に続く本書を発見。半分以上が未読の作家だったけれど、さすが金原ひとみ編集だけあって、人選のバランスが絶妙でどの作品もそれぞれの「私」が本当におもしろいし、巻末の水上文さんの文章には共感しかない! 「作家は真実の言葉で嘘をつく」のオビも好き。
Posted by
文藝の方で。 尾崎世界観さん、西加奈子さんの私小説が良かった。 西加奈子さんがなぜ癌の話を?って思っていたけど、くもをさがすを出版されて納得しました。
Posted by
単純にいろいろな「私小説」を読めるのものと臨んだら、「私小説」を言い訳に、各々の作家さんたちの、辛辣な皮肉やユーモアな自虐さ、赤裸々な告白、面倒くさい自我なんかを、たくさん浴びてしまった。それはそれで、刺激的なものあり、睡魔と戦うものあり。 その中で、世界観さんのシニカルな視線と...
単純にいろいろな「私小説」を読めるのものと臨んだら、「私小説」を言い訳に、各々の作家さんたちの、辛辣な皮肉やユーモアな自虐さ、赤裸々な告白、面倒くさい自我なんかを、たくさん浴びてしまった。それはそれで、刺激的なものあり、睡魔と戦うものあり。 その中で、世界観さんのシニカルな視線と、西加奈子さんのどんな時であってもなエンタメさが、読み応えがあった。
Posted by
電気の川 尾崎世界観 Crazy In Love 西加奈子 神の足掻き エリイ 私小説、死小説 島田正彦 私の推敲 町屋良平 鉛筆 しいきともみ ウィーウァームス 金原ひとみ 「私小説」論、あるいは、私の小説論 千葉雅也
Posted by
金原ひとみさん責任編集のアンソロジー。 尾崎世界観 西加奈子 エリィ 島田雅彦 町屋良平 しいきともみ 金原ひとみ 千葉雅也 事実に基づいた虚構なのか? 私小説の定義って難しいけど、どれも事実に沿って描かれてるのかな〜な気がした。 個人的には尾崎さん、しいきさんのが良かった...
金原ひとみさん責任編集のアンソロジー。 尾崎世界観 西加奈子 エリィ 島田雅彦 町屋良平 しいきともみ 金原ひとみ 千葉雅也 事実に基づいた虚構なのか? 私小説の定義って難しいけど、どれも事実に沿って描かれてるのかな〜な気がした。 個人的には尾崎さん、しいきさんのが良かった✩︎⡱ ✎︎____________ 「電気の川」尾崎世界観 コロナ禍のライブにおいて、気鋭の音楽ライターが書き上げたライブレポートをバンドのフロントマンが朗読する企画が行われた。だがフロントマンの音咲は読み上げるうちに現に体験したライブと書かれたレポートとの差異を感じてしまう。 これ、クリープハイプのファンにはニマニマ止まらない〜〜♡♡ 「アレンジ」「もう、散々」「春夏秋冬」「ヒモ」、、、、なんて上手いこと置き換えるんだ笑笑 読みながら、これってあの曲やん!って考えるだけで楽しかった! ちなみにボーカルは尾崎さんではなく、音咲さん! ユーモアがあって別のところで楽しんでしまったけど、そこに書かれてる気持ちは分かるな〜と思った。 ミュージシャンのみならず、自身の事を第三者に書かれる立場の人は、そういうジレンマに駆られる事が多いだろうなと思った。 ✎︎____________ 「鉛筆」しいきともみ どれだけ嫌な事があっても、鉛筆さえあれば大丈夫だった。僕の鉛筆は指先を伝い、頭の中でプロ野球のバット、ピッチャーの腕、勇者の剣、、思いつけばなんにだってなれた。僕はその物語の主人公になれた。 My Hair is Bad のボーカル、しいきさんによる「私小説」。 空想?妄想?の世界に浸るって誰にでもあるんじゃないかな? 現実がうまく行ってない時とか、空想の世界に逃避するのも分かるな〜と思いながら読んだ。 他に西さんのは「くもをさがす」を読んだので、ちょっとした違いで虚構っぽくなってる所を楽しく読んだ。 金原さんのは、いつも書かれてる小説の世界を自で行く感じだった。 「私小説」って、どういう定義の物なのかよく分かってないけど、面白かった。
Posted by
- 1
- 2