一年一組 せんせいあのね の商品レビュー
この本を手にして、子供達が、小学校の低学年時代、やはり、担任の先生が、「あのね」帳を作ってくれたのを思い出した。 引っ越しと、共に、廃棄したけど、 廃棄する前に読んだが、ちょっとした事柄も、先生が
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〘あのね帳〙からうまれた、 かろやかでふかく のびやかでこまやかな 一年生のことばたち。 ネタバレのため、気に入ったエピソードのタイトルのみ、こちらに列挙させて頂きます! 2、せんせい 3、こども 4、すきなこども 5、おぼん 7、にんげん 9、おとうさん 10、かげ 11、くろいめ 12、せいるすまん 14、せんせい 16、1にち 17、よびかけ 19、うそ 20,ゆうやけ 22,かみさま 26,じしん 27、おおみそか 34、くちごたえ 35、けっこん 37、へんなこと 38、おふろ 50、き 51、ただいま 53、ゆうやけ この本を読んで『あー、みんな昔はこどもだったんだよな、こどもの感性は、こども時代にしか感じられないものもあるから、大切にしていきたいよな』とつくづく考えさせられました! 同じことの繰り返しになりますが、 この本を読んだ今、今現在の年齢に関係なく、 こどもの何気ないつぶやき、感性を侮ってはいけないし、小さな哲学者のような深いつぶやきにハッとさせられる瞬間をたくさん体感できました。
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子どもの目線、感性、表現っておもしろい。わたしたち大人もかつて子どもの頃、これらを持っていたのだろうけれど、失って初めて気付く良さ。『あのね帳』の実践も詳しく知りたくなった。
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「あのね帳」に一年生が書いた、日記なんだけど詩みたいなものがたくさん載っている本。 「くちごたえ」の「くちごたえしない」とおかあさんに言われた子が「意見を言っているつもり」と思っているのはハッとしてしまった。 おばあちゃんがお正月にむけてお札にアイロンをかけているのを見たり、何気...
「あのね帳」に一年生が書いた、日記なんだけど詩みたいなものがたくさん載っている本。 「くちごたえ」の「くちごたえしない」とおかあさんに言われた子が「意見を言っているつもり」と思っているのはハッとしてしまった。 おばあちゃんがお正月にむけてお札にアイロンをかけているのを見たり、何気ない日常のようで面白いね。 でもこれ、本当にこの名前の子が書いたのかな? 名前の雰囲気が昭和。
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可愛いなぁ。 一年生ならではの素朴な感性だったり、言葉の表し方の間違いだったり。 先生が天使だったのに鬼婆になったやつは笑っちゃった。しかも脱皮してるし笑 いいなぁ。子どもの詩って感性が真っ直ぐで素朴でそれでいてよく見てる! あなどれない!笑
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いとしいな〜とほんわか心が温まる一冊 関西訛りなのもなんだか良い。 経験というフィルターを通してない素直なことば達に胸がくすぐられます。 ヨシタケシンスケさんの絵ともマッチしてて更にほんわか度高まる。 素直に子供ってかわいいなと思える本でした。
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神戸市小学校の教員だった著者が担任した小学一年生の児童たちの詩。 子どもたちが日常を描く言葉はユーモラスで面白い。そしてそれだけでなく 「みちばたで/こおろぎがいた/しっぽがふるえてる/たった一ぴきで/わたっていった/そらはくらくて/ゆきがふりそう」(うちだ ようこ『ふゆ』)という詩や、 「あのね せんせい/きょうのゆうやけをみましたか/あさがおのはなのいろが/いっぱいにひらっと/そらにそめたいろだったのよ」(こめはな さちえ『ゆうやけ』)という詩など、子どもたちが素直な気持ちを書く中で、ふと胸を刺すように、鋭く鮮やかな情景が挟み込まれる。 ひとつひとつ詩を読んでいるうち、それらの情景が、子どもたちの日常を彩る気持ちと地続きになっていることが改めて感じられるようで味わい深い。
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かわいいだけじゃなく、 ハッとしたり、 クスッとしたり、 ヘェ〜っと思ったり。 ヨシタケシンスケさんのイラストと合わせて、ほっこりだけじゃない、気付きもありました。
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ことばを学び始めた年齢のことばだからおもしろい。 大人が理論や理屈を通して見る世の中と、この年齢の世の中の見方の違いが新鮮。 「じゅぎょうさんかん ぼくはかえってからままにほめられました どうしてかというと てをあげたからです ぼくはてをあげなかったらままにしかられるから て...
ことばを学び始めた年齢のことばだからおもしろい。 大人が理論や理屈を通して見る世の中と、この年齢の世の中の見方の違いが新鮮。 「じゅぎょうさんかん ぼくはかえってからままにほめられました どうしてかというと てをあげたからです ぼくはてをあげなかったらままにしかられるから てをあげたのです」 結果が良かったことに対して動機が不純であることに問題があるという感覚は無い。 彼の中では結果と理由の因果関係がきれいに筋が通っていてそれをただ素直に表明している。 社会性が身についたらこういうのは書けない。 「りんご りんごのあじは あかちゃんがあそんでるときのによいだよ」 発想が自由でそれを語ることに戸惑いはない。 周りからどう思われるかなとは考えてないはず。 「へんなこと ねるときは もっとおきときたいのに おきるときは もっとねたい」 ただただ真理!
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素直に世界を見る子どものコトバ集(作文とか詩)。 正直でストレートな意見、それでいて真理をつきながら面白さも抜かりないコトバ。 貴女は詩人ですか!?と驚く大作もあり。 子どもは感性の塊かと。 本当に感心しきっきりでかつ面白かった。 ヨシタケシンスケさんの絵もバッチリハマ...
素直に世界を見る子どものコトバ集(作文とか詩)。 正直でストレートな意見、それでいて真理をつきながら面白さも抜かりないコトバ。 貴女は詩人ですか!?と驚く大作もあり。 子どもは感性の塊かと。 本当に感心しきっきりでかつ面白かった。 ヨシタケシンスケさんの絵もバッチリハマっていい。 何度も読み返してしまう1冊。 よきでした。 ちなみに子ども特有の下ネタもちょいちょいはいるよ笑
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