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セシルの女王(4) の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2024/06/26

最初から最後まで怒涛の展開の4巻。 とりあえずエリザベスは6歳になりました。 聡明だけど年相応の幼さも感じられて可愛い。 国王ヘンリー8世の寵愛を得た者が栄え、 その寵愛が別の者に移ったら 引き摺り下ろされるのは世の習いだとしても、 国王本人の幸せを考えてくれる人は周りにおらず、...

最初から最後まで怒涛の展開の4巻。 とりあえずエリザベスは6歳になりました。 聡明だけど年相応の幼さも感じられて可愛い。 国王ヘンリー8世の寵愛を得た者が栄え、 その寵愛が別の者に移ったら 引き摺り下ろされるのは世の習いだとしても、 国王本人の幸せを考えてくれる人は周りにおらず、 登場人物の運命を引っ掻き回してるように見える国王自身も含めて、 誰も幸せにならない展開が続きますね。 おまけマンガの最後の審判待合室は この先どれだけメンバー増えるんだろう・・・。

Posted byブクログ

2024/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アン•ブーリンの最期から始まる巻。セシルが政治家を志し、少しづつ宮廷の中に入り、新たな出会いを通して成長していく。 クロムウェルとの師弟のような関係が特によく、別れのシーンは読むのが辛かった。 それだけに巻末のおまけページ「最後の審判待合室」は面白い。 刺さったセリフ 「私から何も奪わず、ただ与えようとしてくれたのはウィリアムだけだった。」(アン) 「今ようやくわかったの。これは、愛だわ」(アン) 「施しは必要だ。だが労働と対価こそ、貧しさを真に救うことだと私は考える。」(クロムウェル) 「生き延びろ。私のようにはなるな。お前の王を愛せ」(クロムウェル)

Posted byブクログ

2023/07/27

視点人物のチョイスが良かったんだろうけど、ほぼ無知なイングランドの歴史を、とても興味深く、何より楽しく読める本作。登場人物の浮沈の激しさは、歴史ものの必然かもしれないけど、魅力的な人物の退場は、やっぱり切ないものがありますね。それは今後も続くのだろうけど、でも続きが楽しみ。

Posted byブクログ