みつばの泉ちゃん の商品レビュー
泉ちゃん、いい! 今年一番!ってまだ1月11日だけどw 信念がしっかりしていて、でもそれを人に押し付けるようなとこはなくて。いいと思う事を素直に評価できて、ダメな事は違うと言える。時々は郵便屋さんに当たり散らすこともあるけどその後ちゃんとごめんなさいができる。当たり前のようでなか...
泉ちゃん、いい! 今年一番!ってまだ1月11日だけどw 信念がしっかりしていて、でもそれを人に押し付けるようなとこはなくて。いいと思う事を素直に評価できて、ダメな事は違うと言える。時々は郵便屋さんに当たり散らすこともあるけどその後ちゃんとごめんなさいができる。当たり前のようでなかなか難しいこと。こんな人になりたい。今からでも間に合うかな。とにかく良かった。
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片岡泉。天真爛漫で裏表がない。自己評価は高くないけれど、他人から押しつけられるのもイヤ。そんなマイペースな泉と、泉との交流で不思議と元気をもらった人たちの成長を描くヒューマンドラマ。 『みつばの郵便屋さん』シリーズスピンオフ作品。 ◇ 東京都あきる野市...
片岡泉。天真爛漫で裏表がない。自己評価は高くないけれど、他人から押しつけられるのもイヤ。そんなマイペースな泉と、泉との交流で不思議と元気をもらった人たちの成長を描くヒューマンドラマ。 『みつばの郵便屋さん』シリーズスピンオフ作品。 ◇ 東京都あきる野市。東秋留駅近くの住宅街にアカシヤはある。樹木のアカシヤではなくて「明石家」。うちの名字が明石なのでアカシヤという店名になった。 この田舎町にある小さなコンビニが私のアルバイト先だ。つまり実家の商売を手伝っている。 時給は 700円。安いけど仕方ない。駅の向こう側にスーパーがあるため、お客さんがあまり来ないからだ。 午後4時過ぎ。やっとお客さんが来た。 ドアを開けて入ってきたのは顔見知りの女の子。片岡泉ちゃん。小学3年生。おばあちゃんと2人で暮らしている。 泉ちゃんは、いつものようにパンの棚に行く。でも今日は並んだパンを見てからレジにいる私のところに来て言った。 「弓乃ちゃん。モサッとしたパン、ある?」 ( 第1話「一九九五年 明石弓乃 二十二歳」) ※全9話。 * * * * * 『みつばの郵便屋さん』シリーズを読んだことがないのですが、表紙のイラストが気に入って、このスピンオフ作品を読むことにしました。 中心となるのは9歳だった片岡泉が結婚するまでの20年間で、泉と関わった人たちの目を通して泉の為人も描かれます。 また、エピローグとして結婚後出産までの4年間についてが、泉自身の述懐で語られます。 この泉という女性。なかなか興味深い。多くのヒューマンドラマの女性主人公が持つヒロイン的なところは少しもない。大雑把だし健気とも言い難い。なのに不思議な魅力があります。 なんと言っても天真爛漫とも言える明るさが大きい。そしてポジティブで切り替えが早く、絶望しない強さもある。 だから、ついうじうじ考えてしまうところのある人 ( こちらの方が主人公っぽい ) は泉に惹かれ、関わることで気持ちが前向きになっていくのです。 泉という人物を語るのに欠かせない2つのエピソードがあります。1つは第4話「二〇一一年 杉野大成 三十四歳」、もう1つは第5話「二〇一二年 井田歌男 二十六歳」で、泉の持つ美点と欠点が象徴的に描かれています。 特に欠点を爆発させる第5話では、その矢面に立つのが平本秋宏さん。みつばの郵便屋さんです。余計に緊張感が増しました。 泉の述懐で語られるエピローグ部分 ( にしては4話もあるのですが …… ) 。それまでのエピソードの後日談が描かれていて、泉が、自分の欠点をきちんと弁えており、失敗したことにはそれなりの手当てをしていることがわかります。 人間には長所も短所もあり、人生には上手くいくときも停滞するときもある。大切なのは、その後をどう生きていくかなのですね。 小野寺さんらしい味わいのある、ほのぼのしたいい終幕でした。
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泉ちゃん。みつばの郵便屋さんで一際輝くキャラが主人公。だからスピンオフのように楽しく読んだ。それにしても登場人物皆同じ語り口調ってやりすぎ。小野寺語りとして喜ぶのは愛読者だけにならないようにね。私は好きだけど。
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みつばの郵便屋さんと関係があるのかな?と期待して読んでみた。 あの泉ちゃんが小学生から社会人、結婚、出産するまでの物語。 郵便屋さんであったシーンが出てきたときは、裏話を見るようでテンションが上がった。 不器用だけど、素直で、愛されてて、なんだかんだ言いながら人生上手くいっ...
みつばの郵便屋さんと関係があるのかな?と期待して読んでみた。 あの泉ちゃんが小学生から社会人、結婚、出産するまでの物語。 郵便屋さんであったシーンが出てきたときは、裏話を見るようでテンションが上がった。 不器用だけど、素直で、愛されてて、なんだかんだ言いながら人生上手くいってそうで 嫉妬してしまった。
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のほほんとしたストーリーで、途中までは主人公を周りからの視点で描かれる ぎくしゃくしない展開で会話が多く、ストレスなくさらっと読めましたね
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わけあって祖母に預けられた 小学3年生の泉ちゃん。 自営のコンビニを畳もうとしている ご近所さんは、彼女の言葉にしんみり。 中学1年生の創作クラブ。 ヤル気がないのに傑作かも!?な文を書いた 泉ちゃんと出会った少女が友達になる。 高校2年生の泉ちゃんに 猫可愛がりされている年...
わけあって祖母に預けられた 小学3年生の泉ちゃん。 自営のコンビニを畳もうとしている ご近所さんは、彼女の言葉にしんみり。 中学1年生の創作クラブ。 ヤル気がないのに傑作かも!?な文を書いた 泉ちゃんと出会った少女が友達になる。 高校2年生の泉ちゃんに 猫可愛がりされている年下の従兄弟は この不思議な関係を説明する言葉を持たない。 …そんな感じで、前半はみんなから見た 泉ちゃんの子供時代の物語。 後半は、泉ちゃん視点で恋愛要素の物語。 前半のエピソードが後半でゆる〜く効いてくる。
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08月-11。3.5点。 みつばの郵便屋さんシリーズに出てきた、片岡泉が主人公。幼少から大人までを、周囲の人物と共に描く。 読みやすく、面白い。
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しっかりと自分を持ってて、 ちょっとめんどくさいけど嫌いになれない 魅力的な主人公だった 読んでいてちょっと笑えて 読み終わった後も、前向きな気分に なれる小説でした 続きを読んでみたいと思いました
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可愛いだけじゃなくて、嫌な部分もしっかり書かれていて、でも魅力的なイズちゃん。 今度は「門前仲町の泉子ちゃん」待ってます!
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一人の女性の子供の頃からの成長を、彼女に関わった人の視線で描き、最後の方では彼女自身の言葉で、結婚、出産を語る。 大きな劇的な出来事が起きるわけではない。現代の、ごくありふれたと言える女性の半生を描く。ある意味、淡々と語られていくが、その中で主人公の女性の性格や雰囲気が伝わってく...
一人の女性の子供の頃からの成長を、彼女に関わった人の視線で描き、最後の方では彼女自身の言葉で、結婚、出産を語る。 大きな劇的な出来事が起きるわけではない。現代の、ごくありふれたと言える女性の半生を描く。ある意味、淡々と語られていくが、その中で主人公の女性の性格や雰囲気が伝わってくる。
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