協力者ルーシー の商品レビュー
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スパイもの好きなので、スピード感とか仲間との協力関係にワクワクしました。貧困ビジネス、暴力団とけっこう危ない世界が舞台だけど、グロエロとかはないので、中高生にもオススメできます。 越尾先生の作品は二作目ですが、文章の読みやすさとテンポの良さはすごく助かります。2,3日で読める気軽さはありつつも、シナリオや結末には満足感ありです。 いつドラマ化されてもおかしくないかも。 主人公をとりまく登場人物がみんな良い人なのと、大きな失敗がない感じが、少し呆気ないと思うところもありますが…。続き物なので、続編を読んでみようと思います。
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こちらも初読みの作者さん。フォローしている方の「シスター・ムーン」のレビューに惹かれ、シリーズものと知れたので最初の巻を買ってきた。 妹とともに拉致され妹を殺害された瑠美が、その時の犯人を探し出すべく、遂には警察と契約を結んだ「協力者」として犯罪組織に潜入する、といった設定。 ...
こちらも初読みの作者さん。フォローしている方の「シスター・ムーン」のレビューに惹かれ、シリーズものと知れたので最初の巻を買ってきた。 妹とともに拉致され妹を殺害された瑠美が、その時の犯人を探し出すべく、遂には警察と契約を結んだ「協力者」として犯罪組織に潜入する、といった設定。 復讐への固い意志に強い自制心、抜群の記憶力と判断力を持って敵地に入る瑠美の手際は鮮やかだが、とは言え、身分がばれないか、行動や手順に綻びがないか、緊張感は半端なく、私のような小心者は結構ドキドキ。 一日が終わるとウィスキーの助けを借りて眠りに入る瑠美の姿がまた輪をかける。 暴力団とのつながりが疑われる無料低額宿泊所での潜入調査は一筋縄ではいかず、周りの登場人物たちの素性も含めて、二転三転する展開を楽しんで読むことが出来た。 最近なかなか二巻目に行ってみようと思う話に当たらなかったのだが、こちらは次へも行ってみよう。
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初めましての作者さん、主役の過去の衝撃な事件が 妹を無くし彼女の一生を復讐についやす 異常な動機による犯罪の物語は少々苦手なのだが、 読みやすさも手伝って読み進むうちに主人公の手際 に感心したり危機感をもったりする間にラストには 意外な展開がまっている 疾走感がある作品だけど、主人公が復讐に掛けた時 間は15年間あると思えば「兄弟愛だなぁ」と再認 識する
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自分の目の前で妹を殺された主人公樫山瑠美が、警察の協力者となりながら、犯人捜しに人生を懸けるサスペンスミステリー。 民間人を専従協力者に雇用する、そんな制度はフィクションだろうが、事実は小説より奇なり、と言う言葉もある。もしかして・・・と 犯罪組織に接近し、潜入するというまさにサ...
自分の目の前で妹を殺された主人公樫山瑠美が、警察の協力者となりながら、犯人捜しに人生を懸けるサスペンスミステリー。 民間人を専従協力者に雇用する、そんな制度はフィクションだろうが、事実は小説より奇なり、と言う言葉もある。もしかして・・・と 犯罪組織に接近し、潜入するというまさにサスペンスフルな展開。 主人公瑠美の運命は?と、思わずにはいられない。 敵かと思っていたら味方で、味方かと思うと敵の陣営でと、二転三転する構成に「このミス」大賞出身作家の巧みさが。
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亡くしてしまった妹の復讐劇、正義感と行動力あふれる瑠美がキュートすぎる! #協力者ルーシー ■あらすじ 主人公の瑠美は少女時代に犯罪に合ってしまい、最愛の妹を亡くしていた。当時何もできなかった瑠美は、その後の人生をかけて妹の敵を撃つと誓う。その方法は警察官と協力し、犯罪組織に潜...
亡くしてしまった妹の復讐劇、正義感と行動力あふれる瑠美がキュートすぎる! #協力者ルーシー ■あらすじ 主人公の瑠美は少女時代に犯罪に合ってしまい、最愛の妹を亡くしていた。当時何もできなかった瑠美は、その後の人生をかけて妹の敵を撃つと誓う。その方法は警察官と協力し、犯罪組織に潜入調査をするという厳しいものだった。 ■きっと読みたくなるレビュー 面白い! 筋書の出来が素晴らしい、エンタメ感が抜群のミステリーですね。 物語の始まりから読者を惹きつけ、最後まで一気に加速していくプロット。文章も会話もわかりやすいし、ストレスなくどんどん読んでいけます。 物語としてはサスペンス感たっぷりの復讐劇ではありますが、反社会的勢力や日本の社会問題も含んでおり、読みごたえもあります。特に中盤の弱い人間を利用するという卑劣な犯罪行為は、憎々しい思いで読ませてもらいました。 また本作のイチ推しポイントは、瑠美のまっすぐな正義感と行動力。眩しすぎて見れないくらい強い想いが伝わってきて、自然と心が華やいでいくんですよね~ 謎解きとしても良く組み立てられていてGOOD! そして読み終わった後に装画が眺めると、なんとも切ない気分になりました。 全然関係ないですが、間違いなく越尾先生はウイスキーが好きですよね。私もピートが効いたアイラ島のシングルモルトが大好きなので、機会があれば大須の本棚探偵あたりでご一緒したいですmm ■ぜっさん推しポイント これぞ面白い潜入サスペンス。これだけバランスの取れた作品はあまりないのではないでしょうか。 必要以上に重たくもなく、軽くもなく、決して雑でなくて理解もしやすい。大衆的でもあり、コアファンも読み応えある。そしてなにより最後まで飽きさせることなく展開が面白い。すぐに続編も読んでみたくなる一冊でした。
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目の前で妹を殺された瑠美が、警察と極秘契約を結び協力者ルーシーとして犯人を探す。 現代にあふれる犯罪の数々。弱い者から搾取する犯罪行為に胸が苦しくなる。 途中から目まぐるしく物語は展開し、この一冊でも一応スッキリ終わるが、続編への匂いが感じられる。
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