きみと暮らせば 新装版 の商品レビュー
ユカリと陽一の関係性が素晴らしい。 気持ちが温かくなる一冊。 八木沢先生の本は、悪い人がほとんど出てこないから、綺麗な気持ちで読めるので、とても大好きです。
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※このレビューにはネタバレを含みます
・花を見て根を思う人になれ 本当の兄妹じゃないけどわたしには違和感なく兄妹でした。気恥しながらもお互いがお互いのことを想っていることが伝わりほっこりしました。ずっと一緒にいられる訳じゃないけど、陽一、ユカリ、種田さんの暖かくて幸せな生活が少しでも長く続きますように。
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好きー!このお話この世界観、好きだー! まったりニヤニヤしながら読んでたら、最終章で、この2人の生活があと数年間と認識して、急に切なくなって、涙が出てしまった。 でも、どんな家族だって、ずっとはない。子の誕生、ひとり立ちもあれば、永遠の別れだってある。長くても10年単位で形を変え...
好きー!このお話この世界観、好きだー! まったりニヤニヤしながら読んでたら、最終章で、この2人の生活があと数年間と認識して、急に切なくなって、涙が出てしまった。 でも、どんな家族だって、ずっとはない。子の誕生、ひとり立ちもあれば、永遠の別れだってある。長くても10年単位で形を変えていくものだと思う。 誰かと暮らすことは面倒だけど、生きる意味になるってことを再確認。ささいな日常を抱きしめたくなる一冊でした。
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のほほんとした物語はたまに読みたくなる。紆余曲折があっても今の心地よい生活を丁寧に生きて、大切な人が近くにいる日常を幸せと感じることがどれだけ大切かを描く
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猫がメインのお話かと思っていたら、猫は見守る程度で血の繋がらない2人の歳の離れた兄妹の話だった。 ゆっくり流れる時間がとても愛おしく、ほっこりして好きなお話だった。 妹ちゃんが大人になって離れて暮らすことになっても2人には仲良く良い関係でいてほしいな。
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陽一とユカリは、11歳年の離れた兄妹。 陽一の母とユカリの父が再婚し、家族になった。 5年前に両親が他界し、今は2人で暮らしている。 のんびり屋の兄と、しっかり者の妹と、うちの庭に突然現れた一匹の猫との何気ない日常に、心が温かくなります。 兄が外に働きに出て、中三の妹が家事をす...
陽一とユカリは、11歳年の離れた兄妹。 陽一の母とユカリの父が再婚し、家族になった。 5年前に両親が他界し、今は2人で暮らしている。 のんびり屋の兄と、しっかり者の妹と、うちの庭に突然現れた一匹の猫との何気ない日常に、心が温かくなります。 兄が外に働きに出て、中三の妹が家事をするなんて、ほのぼのと楽しそうに書かれているけれど、実は事情を抱えた家族のお話なんですよね。 思いやりに溢れた兄と妹に、胸が熱くなります。 いつかお別れする日が来るかもしれないけれど、今の幸せを決して忘れないように。 今日一日を大切にしたいと思える、とても素敵なお話です。
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親の再婚でできた血の繋がらない兄妹2人で過ごす日々。血は水よりも濃いって言う言葉もあるけど、積み重ねた日々でしか生まれない関係もあるはず。そんな普通の兄妹の日常がいいなと思った。
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温かい気持ちになるお話。 表紙から猫メインのお話かと思いきや、全編しっかり兄妹の話です。 初八木沢作品でしたが、読みやすく、情景がしっかり浮かぶ表現力にすっかりハマりました。 妹と暮らすためにそこまでするかと兄の設定を疑問に思ったものの、読み進めると納得です。 この兄妹、素敵だわ...
温かい気持ちになるお話。 表紙から猫メインのお話かと思いきや、全編しっかり兄妹の話です。 初八木沢作品でしたが、読みやすく、情景がしっかり浮かぶ表現力にすっかりハマりました。 妹と暮らすためにそこまでするかと兄の設定を疑問に思ったものの、読み進めると納得です。 この兄妹、素敵だわ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
八木沢さんの作品でこれだけ読めてなかったので、新装版として発売してもらえ嬉しい。 題名と表紙から、猫との暮らしを描いているのかと思い込んでいたが、血の繋がらない兄妹の暮らしがメインの話。 少し抜けているところがあるが憎めない兄と、しっかりしているようでもやっぱり中3でオボコイ妹。二人の日常を見守る感覚で優しく読める。 陽一が本音を漏らすシーン、 ユカリを生きる目的にできた、いい加減な生き方から脱却できた。というようなことをシカちゃんに言うところと、 最後、絶対に来る二人の別れに迫られる時まで一緒に暮らしたい、っていう場面には陽一とユカリとの生活を大切にしたい気持ちがガッツリ伝わってきた。 頼りないと思っていた陽一の男を上げた名セリフだと思います。 旧作も素晴らしいのだけど、八木沢さんの新作も読みたいな。
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いい家族ですねぇ、陽一もユカリも猫の種田さんも。亡くなったご両親も、きっと。相田家では、自分がやるべきだと思うことを自分から日々淡々と行ない、相手に自分の要求や家族像を押し付けない。ここが実に立派なのです。だから、いつか二人と一匹が別々に暮らす日が来ることも既に受け止めた上で、日...
いい家族ですねぇ、陽一もユカリも猫の種田さんも。亡くなったご両親も、きっと。相田家では、自分がやるべきだと思うことを自分から日々淡々と行ない、相手に自分の要求や家族像を押し付けない。ここが実に立派なのです。だから、いつか二人と一匹が別々に暮らす日が来ることも既に受け止めた上で、日々を大切にしていくでしょうね。
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