ハイドン の商品レビュー
ハイドンは重要な作曲家と認識はされていると思うのだが聴衆にウケない、地味な音楽、聞いてつまらない、等良い話はほとんどない。 だから文献にも恵まれない中で本書は新しい知見に基づく良書である。 ただ「人と作品」というのに作品についての記述が不足しているので★ひとつ減。膨大な作品を全て...
ハイドンは重要な作曲家と認識はされていると思うのだが聴衆にウケない、地味な音楽、聞いてつまらない、等良い話はほとんどない。 だから文献にも恵まれない中で本書は新しい知見に基づく良書である。 ただ「人と作品」というのに作品についての記述が不足しているので★ひとつ減。膨大な作品を全て載せろとまでは言わないのでネットを活用するとか工夫の余地はないのか。 せめて旧シリーズのようにホーボーケンの作品群位は列記して欲しい。 (まぁホーボーケン番号自体、既に古いのかもしれないが) 私はハイドン好きなので否定的な事を言う者は良さの判らない愚か者というより無教養でかわいそうな人だと思う事にしている。 Hob.: ジャンル(Oxford刊D.W.Jonesの著書より) I: 交響曲 Ia: 序曲 II: 4声以上の嬉遊曲 III:弦楽四重奏曲 IV: 三重奏曲 V: 弦楽三重奏曲 VI: VnVa二重奏曲 VII: いろいろな楽器の協奏曲 VIII: 行進曲 IX: 舞曲 X: バリトンと他の楽器のための作品 XI: バリトン三重奏曲 XII: バリトン二重奏曲 XIII: バリトンのための協奏曲 XIV: クラヴィーアと2,3の楽器のための嬉遊曲 XV: クラヴィーア三重奏曲 XVI: クラヴィーアソナタ XVII: 様々なクラヴィーア作品 XVIIa: クラヴィーア連弾曲 XVIII: クラヴィーアのための協奏曲 XIX: 自動オルガンのための音楽 XX/1: 「十字架上の七つの言葉」への器楽作品 XX/2: 「十字架上の七つの言葉」への声楽作品 XXI: オラトリオ XXII: ミサ曲 XXIII: 小さな宗教作品 XXIV: 管弦楽伴奏のカンタータ,合唱とアリア XXV: 2声, 3声, 4声の歌曲 XXVI: クラヴィーア伴奏の歌曲とカンタータ XXVII: カノン XXVIII: イタリア語の歌劇 XXIX: ジングシュピール XXX: Marionetteと他のドイツ語の歌劇 XXXI: 民謡編曲 XXXIIパスティッチョ
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