世界史のリテラシー 「ロシア」は、いかにして生まれたか の商品レビュー
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・ある時期まで関心のなかった対象について、自分のまわりの状況変化に伴う自分の都合の変化に基づき、自らにコミットする権利があると主張しはじめるというのは人間社会で散見されます。それは人間の性のようなものであって、今後もなくならないでしょう。
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基礎知識がないので、難しかった。 地域名や人名がどんどん出てくるけど、地図が少なくて、どこのことを言っているのか、なかなか理解できなかった。 でも、ロシア、ウクライナの辺りの成り立ちを少しでも知れてよかった。
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24/02/26読了 読みやすいとは言えないけどよんでよかった。読みにくいのは、同一名が頻出だからとおもう、わかんないよ!
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人名も地域もカタカナが多く理解が難しい部分もあったが、なぜロシアがウクライナのNATO加盟の意向にあんなに拒否反応を示したのか、キエフという土地がロシアにとってどういう場所なのかということがわかった。 本書では触れられていないが、タタールに支配されていたときに、どういう文化や価...
人名も地域もカタカナが多く理解が難しい部分もあったが、なぜロシアがウクライナのNATO加盟の意向にあんなに拒否反応を示したのか、キエフという土地がロシアにとってどういう場所なのかということがわかった。 本書では触れられていないが、タタールに支配されていたときに、どういう文化や価値観がルーシ内に流れこんだのか(西欧社会との違い)も知りたい。 現在では「小国」であるモンゴル(タタール)もリトアニアも、かつては強大な力を持っていた。今の世界地図に引かれた境界線が絶対ではないし、今後引き直されるときには血や争い抜きに成し遂げられなければならない。そうじゃないと、本書で扱われた時代から、何ひとつ進歩していないことになると思う。
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ウクライナが先に誕生したのか、ロシアが先なのな論争があると思うが、ロシアはロシアで大変だったんだなーと感じながら読んだ。このシリーズは面白い。
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人物名や地名に振り回されて ちょっと分かりづらかった ざっくりと全体の流れを見るような風に まとめれなかったのかなと思う モンゴルの支配化に置かれたこと 宗教の刷り込みが いつしか正当性の根拠となってしまったこと 司馬遼太郎の「ロシアについて」を 読みなおしたいなと思った
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細かい歴史の動きなどは文章が頭に入ってこなかったため、ほぼ斜め読み。あとがきにも書かれている通り、中世のタタールのくびきが現在のロシアの形成に深く関わっているということだけはわかった。「総じてロシアはなぜああなのか」をもっと知りたいと思った。 モスクワ留学時代にスズダリ、ヤロスラ...
細かい歴史の動きなどは文章が頭に入ってこなかったため、ほぼ斜め読み。あとがきにも書かれている通り、中世のタタールのくびきが現在のロシアの形成に深く関わっているということだけはわかった。「総じてロシアはなぜああなのか」をもっと知りたいと思った。 モスクワ留学時代にスズダリ、ヤロスラヴリに行ったことがある。建造物の美しさの裏にどこか影がある雰囲気を感じた背景はやはり簡単には理解できない歴史があるのだろう。
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中世のロシア歴史についての知識、というより、認識自体したことがない。すっぽり抜けている事に本書を手にするまで気づかなかった。 十三世紀、チンギス・ハーンに始まるモンゴル帝国が東欧まで侵攻し征服。これは世界史の授業で習った記憶がある。 しかし征服されたルーシ公国(ざっくりいうと現在...
中世のロシア歴史についての知識、というより、認識自体したことがない。すっぽり抜けている事に本書を手にするまで気づかなかった。 十三世紀、チンギス・ハーンに始まるモンゴル帝国が東欧まで侵攻し征服。これは世界史の授業で習った記憶がある。 しかし征服されたルーシ公国(ざっくりいうと現在のモスクワを中心としたロシア西部やウクライナ地域)と言われたところが、どの様な状態だっのかは全く知らなかった。 そして十五世紀末までの約240年に渡り、直接、間接的に、タタール(モンゴル)がルーシを支配し続けた時期を「タタールのくびき」というそうだ。 タタールによる一方的な圧政だったのかと思いきや、乱暴に言うと、元々そこを支配していた一族の分裂と権力闘争の戦乱の時代。で、タタールは、その闘争にいいように使われていた様な感じだ。 ロシアによるウクライナ侵攻の思想を、理解とはいかなくても、そういう考え方によるものなのかなと思わせてくれる。
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