希望の峰 マカル―西壁 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「ソロ ローツェ南壁」「K2 復活のソロ」に続く奈良原和志のアルパインスタイルによるソロ登攀シリーズ完結編 これまでソロにより未踏峰のローツェ、K2を制した和志の次の狙いはマカルー南壁だった。盟友でもあり師匠である磯村の病状は進行し、和志をたきつけるが本人はいまいち成功する自信がなかった。 ノースリッジの山際はスポンサーとして資金面での全面的な支援とギアの提供に、社員の友梨も期待を膨らませる。 前回もアルパインスタイルを目の敵にするマルクが登場し、あの手この手で和志を妨害する。 魂の同志、磯村の命の灯が消えゆく前に和志はマカルーの西壁を制覇することができるのか。
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例のイケズな奴が絡んできて鬱陶しいわ。ワクワクドキドキというより、主人公が良え人すぎてイライラするわ。
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ソロシリーズ完結。文庫化を待って読みました。 マルクとの対決図式や磯村の病など、色々パターン化していて、同じ表現の繰り返しも多く、回りくどさを感じました。アリエフが再登場した時、単に妨害する立場じゃないと直感しましたが、もうちょっと競って欲しかったです。そんな意味で3部作がギリ...
ソロシリーズ完結。文庫化を待って読みました。 マルクとの対決図式や磯村の病など、色々パターン化していて、同じ表現の繰り返しも多く、回りくどさを感じました。アリエフが再登場した時、単に妨害する立場じゃないと直感しましたが、もうちょっと競って欲しかったです。そんな意味で3部作がギリギリだと思います。 ...とは言いつつも、マルクとアリエフの動向は、最後まで手に汗握りました。トモ・チェセンやノースリッジ隊の仲間達との関わりも、マルク陰謀の渦中において清涼剤となりました。マカルー登頂後の出来事についても、多くを語らず余韻を残し、読者に委ねる感じが良かったです。
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