声をあげて の商品レビュー
五ノ井さんの勇気ある行動がこのように記録され、誰もが接することのできる本という形にまとめられたことは大変意味あることだと思います。同じようなことが決して繰り返されないことを祈るばかりです。
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3.11被害で自衛隊に助けられ、女性隊員に憧れる。柔道していたこともあり、自衛官を目指して入隊するが男性隊員からのセクハラ・訴えるも助けてもらえず、適応障害・心身症となって退職に追い込まれる。男社会の巨大組織を相手に闘うことを決める。 がんばって、声をあげてくれてありがとう。
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加害者の先輩自衛隊員の態度に腸が煮えくり返り、五ノ井さんの頑張りに泣けてしょうがなかった。 1999年宮城県で生まれ2011の震災で被災。 その時出逢った女性自衛官に憧れ、志高く入隊するも彼女を待っていたのはセクハラを超える性暴力だった。 仮にも国や人の為に身を挺して働く自衛...
加害者の先輩自衛隊員の態度に腸が煮えくり返り、五ノ井さんの頑張りに泣けてしょうがなかった。 1999年宮城県で生まれ2011の震災で被災。 その時出逢った女性自衛官に憧れ、志高く入隊するも彼女を待っていたのはセクハラを超える性暴力だった。 仮にも国や人の為に身を挺して働く自衛隊員が、階級や年齢、立場を利用して、仲間である女性隊員に日常的に性暴力を繰り返すなど卑劣極まりない。 実名・顔出しで声をあげた彼女に向かうSNSの誹謗中傷も許し難い。 今月12日は刑事裁判の判決日。 五ノ井さんの思いが報われる事を願ってやまない。
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セクハラ、いや、性暴力で、 自衛官を退職せざるを得なくなった著者の 生い立ちから、現在の戦いまでを描いた書籍。 生い立ちなんか関係ないではないかと思っていたが、 彼女が「声をあげ」た理由がわかった。 彼女は組織が自分に馴染まないとはんだんしたら、 行動に移せる人なのだ。 泣き...
セクハラ、いや、性暴力で、 自衛官を退職せざるを得なくなった著者の 生い立ちから、現在の戦いまでを描いた書籍。 生い立ちなんか関係ないではないかと思っていたが、 彼女が「声をあげ」た理由がわかった。 彼女は組織が自分に馴染まないとはんだんしたら、 行動に移せる人なのだ。 泣き寝入り、無駄な我慢はせず。 だから自衛隊でも、 それまでの女性先輩たちが我慢、泣き寝入りしていたことを許せず、 闘うことができた。 昔の日本人だったら、、いや、いまでもそうだろうが、 お前が我慢すれば組織は安泰なのに、 余計な波風立てやがって、 という風潮をひっくり返す彼女の意思に感服する。 23歳の誕生日、、という文章があった。 若い。 若い力が日本を変えていくのだろう。 古い考えの年よりは消えていけばいいのだ。 脱線するが、世襲議員は若くても古い考えの人が多いのではなかろうか。 そりゃそうなるわな、その考えのもとで議員やってるわけだから。 まして地方選出。地方の古い有権者から選ばれる世襲議員が日本の発展を止める。 小選挙区で新陳代謝がさらに遅れてしまった。 日本が衰退を始めた時期と案外被るのではなかろうか。 話はそれた。 若い力を感じる本だった。 しかし、、、 この本は加害者が謝罪したあと示談にしようとしたが、 誠意のなさに民事裁判になったところまでが描かれているが、 その後のニュースで加害者は犯行を否認、 無罪を主張しているという。 この本に具体的に書いてある、五ノ井さんへの謝罪内容を否定ということ。 懲戒解雇され、加害に向き合っていないのか。 しかも幹部自衛官がSNSで五ノ井さんを中傷、、、 体育会系はどうしたってセクハラに行きそうで、 それはわからないではないが、 それが許される世の中ではない。 であれば女性を入れないことだ。 ・・・あ、入れなければ入れないでジェンダーフリーではないか、、、 要するにセクハラはいかんのだが、、 それがわからん奴が多すぎる。組織ぐるみでないことを祈るが、 組織の上層部にそういう馬鹿がいたら、そんな高給取りは首にするしかない。 それこそ新陳代謝だ。 プロローグ 1 強く生きる 2 異常な日常 3 夢のゆくさき 4 闘い 5 声をあげてから 6 傷
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一気に読み終え…られませんでした。 途中、『性加害を受けた描写がここから○○ページまで続きます。フラッシュバックのおそれのある方は、○○ページの「□□□」から読み進めてください。』との注意書き。 あぁ、ここからが地獄なんだな、と思ったら不覚にも泣けてきた。 自衛隊変わるかな、日本変わるかな。 変える、と言いたくなった今日この頃。
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まずは、声をあげた五ノ井さんに敬意を表したい。 被害そのものはもちろんだが、誰を信じていいのかわからないつらさも、被害に輪をかける。 同性だって、味方とは限らない。 かなり最近になるまで、弁護士もつけず、たった一人で20歳そこそこの女の子が闘ってきたこと。 並大抵の苦労ではなかっ...
まずは、声をあげた五ノ井さんに敬意を表したい。 被害そのものはもちろんだが、誰を信じていいのかわからないつらさも、被害に輪をかける。 同性だって、味方とは限らない。 かなり最近になるまで、弁護士もつけず、たった一人で20歳そこそこの女の子が闘ってきたこと。 並大抵の苦労ではなかっただろう。 本書に、加害者が土下座で謝罪するシーンが出てくるのだが、まさに今日、この元隊員(本書では名前は出していない)が「土下座は上に言われてやっただけだ。五ノ井さんは嘘をついており、自分はやっていない」と裁判で発言したというニュースが報じられた。(ニュースでは実名報道) これまでおそらく信じられない数の酷いことが行われ、隠蔽され続けてきた。それを断ち切ろうと、立ち上がり続ける五ノ井さんの闘いは、まだ全然終わっていない。 一日も早く、彼女が屈託なく笑える日がきますように。
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本当に勇気ある告発であった。この本で訴えている事実は巻末の資料でもわかるように、まさしく氷山の一角なのだろう。一般企業であれば直ちに厳しい判断が下されると思われることばかりである。再発防止には繰り返し教育も必要であるが、自衛隊ではどれだけ有効に活用されているか全く不明である。この勇気ある告発を起点として自衛隊がもっと自浄機能を持った組織へと変わっていくことを祈りたい。
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2023/06/06予約 10 読み終えた今日、偶然とはいえ、元自衛隊員3被告の第2回公判が31日、福島地裁(三浦隆昭裁判長)で開かれ、元上司の男性の証人尋問のとき五ノ井さんが体調不良を訴えて倒れた。とのニュースを知った。 悲しい。 311の被災地支援にきた女性自衛官に憧れ入隊。 そこで性暴力を受け退職。 理不尽なことは承知の上で顔を出し実名で告発する。 若い彼女が決意するには、どれほどの葛藤があっただろう。容赦ない誹謗中傷で傷付きフラフラになりながら、嘘はついてない、と諦めない姿。 こういう人にこそ自衛隊で活躍してほしいのに。 今日もどんなにか辛かったことでしょう。 あの時、死なないでくれて、ありがとう。 五ノ井さんにこそ、生き抜いてほしい。 陰ながら応援してます。 そして多くの人に読んでほしい。
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あの日助けてもらい勇気づけられあこがれた自衛官に私もなりたい。 志をもって目指した道を、こんなくだらない人たちのためにどうして諦めなくてはならなかったのか。 訴えられた人たちは、その家族は、回りで見ていた人たちはどんな気持ちでいるのだろう。 彼女は声をあげた。あとに続いて欲しい。...
あの日助けてもらい勇気づけられあこがれた自衛官に私もなりたい。 志をもって目指した道を、こんなくだらない人たちのためにどうして諦めなくてはならなかったのか。 訴えられた人たちは、その家族は、回りで見ていた人たちはどんな気持ちでいるのだろう。 彼女は声をあげた。あとに続いて欲しい。そしてもう二度とこんなことが起きませんように。
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わたしには彼女ほどの勇気はない。 精神面が弱いと言っていたが、決して弱いとも思わない。ほとんどの人が味わうことのない様々な辛さや、困難に立ち向かった五ノ井さんの経験は彼女を強くしていくと思うし、現状もしくはこの先、似たような困難にぶつかった人に勇気を与えてくれると思う。 苦し...
わたしには彼女ほどの勇気はない。 精神面が弱いと言っていたが、決して弱いとも思わない。ほとんどの人が味わうことのない様々な辛さや、困難に立ち向かった五ノ井さんの経験は彼女を強くしていくと思うし、現状もしくはこの先、似たような困難にぶつかった人に勇気を与えてくれると思う。 苦しく、辛い経験だが、五ノ井さんの勇気ある行動、諦めない継続力は誰もが真似できるものではない。素直に尊敬します。
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