教育の行政・政治・経営 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
【概要】 教育行政学の教科書 【学んだこと】 ・How(どうなっているのか)とWhy(なぜそうなっているのか)を大事にすることで、リテラシーを身に着ける。 ・政治主導、行政効率化(NPM)を背景として行政の総合化が進んでいる。 ・その結果、教育行政の多元化、多層化が進んでいる。 関与するステークホルダーが多様になり(=多元化)、また、国・自治体・教育委員会・学校と意思決定のレベルが多層化している。 ・各主体にとって望ましいことが、他の主体、階層にとって望ましいとは限らない。行政(専門性)、政治(民主性)、経営(効率性)のどの面を重視するのか、また望ましさをどのように実現するのかを考えなければならない。 【感想】 ・タイトルの込められた思想が、本全体を通して貫徹されていて、明解で読みやすい。15章の解説はこれまでの各章の議論が総括されており、読みごたえがある。
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