読書の日記 の商品レビュー
真面目な人、言い換えれば真剣勝負な人だと唸る。阿久津隆はフヅクエの経営や読書、音楽や日々の生活に愚直に対峙し、そしてそこから得たものをあくまで等身大の語彙と平熱の文体で率直に記す。概要だけ語ればなんてことのない日々の出来事の羅列なのに、なぜこんなに病みつきになってしまうのか(この...
真面目な人、言い換えれば真剣勝負な人だと唸る。阿久津隆はフヅクエの経営や読書、音楽や日々の生活に愚直に対峙し、そしてそこから得たものをあくまで等身大の語彙と平熱の文体で率直に記す。概要だけ語ればなんてことのない日々の出来事の羅列なのに、なぜこんなに病みつきになってしまうのか(この「病み」はジョン・アーヴィングの小説を彷彿とさせられる)。飾らない文章から生まれる、ところどころ微妙に毒を込めつつも日々をそれ自体祝福しているような文章にぼくも著者を応援したくなった。そして吉田健一やプルーストに手を伸ばそうかとも
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いろんな本を読んでいる、ことを知れる。 というのもあるけど。 やる気がある経営者、悩んで、いろいろやって、そういう日記を読むことがすごく楽しい。やってんな! と思う。 本屋に行って、ポイントカード、いいですと言って断ったのに、カバーかけてもらいながら、無駄な時間なく説明を受けて...
いろんな本を読んでいる、ことを知れる。 というのもあるけど。 やる気がある経営者、悩んで、いろいろやって、そういう日記を読むことがすごく楽しい。やってんな! と思う。 本屋に行って、ポイントカード、いいですと言って断ったのに、カバーかけてもらいながら、無駄な時間なく説明を受けて、そいえば、この本屋この前¥10,000使ったから、ポイントカードがあれば100ポイントついたんだな、本を買うつもりなくてでもこういう出会いがあり突然の欲望の発生というのは書店の本当になんというか楽しさだよな、と実感している、とこ、いいなあ。p237,p238
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