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おやごころ の商品レビュー

3.5

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/10/02

麻之助の結婚生活と、奥さんの妊娠。 今回は無事に出産できるのか? 麻之助がお気楽で、周りが忙しそうに見えますが、麻之助もそれなりに忙しいです。

Posted byブクログ

2024/02/24

まんまことシリーズも長くなったなぁと感じながら9冊目。 今回は麻之助が無事親になれて良かったなぁというのが私のメインの感想。それ以外のドタバタは毎度おなじみ。 しゃばけシリーズも含め、畠中さんの作品は良くも悪くも大きな進展があまりないまま世界観が続いていると思います。

Posted byブクログ

2023/12/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まんまことシリーズ第九弾。「よめごりょう」では全然知らない男からおめえのせいだと言われた麻之助。麻之助はお和歌と一緒になる時にいつでも実家に帰っていい、気楽に嫁に来れるようと三行半を先に渡して結婚したんだった。そんな麻乃助にも子ができた。今度は無事にすくすくと育っていくことだろう。子にまつわる悩み事も増えるのだろうか。親が自分の子を贔屓にすることなんて考えられない。優しいまま続いてほしい。

Posted byブクログ

2024/01/14

どうもそろそろ畠中さん卒業かなって気持ちになっている。 ずっと読んでいるけども新作だということにわくわく感が減ってしまいノルマが加わったみたいな気持ち。 図書館で惰性で予約して惰性で読むという感じになっちゃっている。 ちょっと考え中。 おそらく最初の頃と今作だと主人公の心変わりが...

どうもそろそろ畠中さん卒業かなって気持ちになっている。 ずっと読んでいるけども新作だということにわくわく感が減ってしまいノルマが加わったみたいな気持ち。 図書館で惰性で予約して惰性で読むという感じになっちゃっている。 ちょっと考え中。 おそらく最初の頃と今作だと主人公の心変わりが切なくなっちゃってしまったのかな。 今の自分には合わないのかなぁ。

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2023/11/28

なんだか前作でバタバタと初登場のお和歌との縁談が決まって,お和歌と麻之助の関係性があまり書かれていないので今ひとつ思い入れができないところで,もう少しお和歌の話を書いてくれることを期待していたのだがあまりそういう感じではなかった。一方で麻之助はますます忙しく,シリーズ当初のぐうた...

なんだか前作でバタバタと初登場のお和歌との縁談が決まって,お和歌と麻之助の関係性があまり書かれていないので今ひとつ思い入れができないところで,もう少しお和歌の話を書いてくれることを期待していたのだがあまりそういう感じではなかった。一方で麻之助はますます忙しく,シリーズ当初のぐうたらな遊び人というキャラクターが崩壊しつつある危惧を感じる。取り上げられるエピソードもどうも歯切れが悪い感じがする。あまりきっちり解決解明されていないもやもや感というか。 清十郎の出番が少ないし,三人組の息の合った事件解決の話もないのが寂しい。 「たのまれごと」 ある旗本が,吉五郎のもとに嫡男の悪行が目に余るのでなんとかしてほしいという相談を持ち込む。しかしいくら調べても悪行の事実がつかめず困り果てて麻之助に助けを求めてきた。 「こころのこり」 町名主の高橋家に同時に3件大事なものがなくなったので探してほしいという相談事が舞い込む。 「よめごりょう」 高橋家に麻之助の妻お和歌の父西森町名主の従兄弟だという西森太助と言う男が現れ,お和歌は自分と夫婦になるはずだったと訴える。しかしお和歌は太助とはあまりあったこともないという。 「麻之助走る」 高橋家は前作の事件で支配帳が4つ増えたのだが,何故か相談事の件数が減っていることに麻之助が気付き,調べてみると同じように相談事が減っている町が他にもあることが分かる。気になった麻之助が原因を調べ始める。 「終わったこと」 吉五郎からの相談事。一葉の友達の八丁堀与力の娘美衣が許嫁であった内与力鳥井家の息子・虎五郎からつきまといを受けているという。 「おやごころ」 麻之助に待望の男子が生まれる。子どもに構いたいところだが急に相談事が増え,それもままならない。そんなおりある相談事が勝手に解決したことをきっかけに,親子の諍いの裁定は麻之助に頼むと良いと言う噂が出回ってしまう。その噂が元でややこしい話が町年寄から持ち込まれてしまう。

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2023/11/16

読み始めるまで時間が掛かるようになっちゃった~頼まれごとが多い中,妻のお和歌が懐妊したが,妻と子を失ったことを忘れられず,心配事をなくそうと町内を走り回っては厄介事を引き受けて,何とか解決しつつ,漸く男の子の親となれた~その世界に入り込めれば良いんだけど,それが難しいんだよ。畠中...

読み始めるまで時間が掛かるようになっちゃった~頼まれごとが多い中,妻のお和歌が懐妊したが,妻と子を失ったことを忘れられず,心配事をなくそうと町内を走り回っては厄介事を引き受けて,何とか解決しつつ,漸く男の子の親となれた~その世界に入り込めれば良いんだけど,それが難しいんだよ。畠中さんも難しい問いを仕掛けてきて,さらっと解き明かして良い気になってるんじゃないかと勘繰ってしまう

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2023/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まんまことシリーズ九作目。 本作とは関係ないのですが、ここ最近、脳内で像を結ぶ事が難しくなっている気がしています。アファンタジア、ではなかったと思うのですが、後天的になる人もいるとのことで、不安。読書体験はかなり変わって来ると思います。 畠中さんの作品は良くも悪くも畠中節満載でやさしくゆっくり進むのが特徴だと思うのですが、本作は最近の中ではちょっとエンタメと言うのか、整っていたと言うのか。特に『たのまれごと』『こころのこり』は編集さんが手を加えたのかな、と思う程、畠中さんぽくなかったような……。展開などがこう、綺麗にまとまっていたんですよね。読み物として磨がれているような……。 『よめごりょう』も最初、「え、これどう言うことなんだ?」と興味を惹かれました。オチもちょっと落語っぽさあったりして。 ただ、『麻之助走る』は「なんだ?」がだらだら続き過ぎて、更にオチもあまりしっくり来なかったんですけど。はぁ……ってなっちゃいました。事件と言う事件でもないような。点と点の繋ぎ方も「え、そうか?」って感じでついていけなかった。 麻之助が走る理由が書きたかったのかも。 『終わったこと』は、小説って普通無意味な描写がないと言う認識なので、見事にミスリードされてしまった。身分によって身につけるものが違うって話のフリだったのかな。終わり方がジリジリしたところで終わってそこが面白かったかも。伏線とかちょっとした脇役の人物描写があったらもっと読み物としてわくわくしそうなんだけどな。 『おやごころ』は世に言う毒親の話でした。私の周りでは、独りっ子の友達に毒親育ちと言っている子が多い気がします。そしてその人達は子どもが二人いて、兄弟でつい差をつけてしまうと時々洩らしている。私は二人兄妹の末っ子長女と言う立場しか経験していませんが、両親にそう言った差別をされた記憶はありません。それでもこうして小説で読むと嫌な気分になる。寧ろ経験がないからなのかも。そんな親がいるのか、と言う苛立ち。 結局噂の元ははっきりしないままでしたけど。何故そんな噂が立ったのやら。 清十郎の長男と許嫁って話、微笑ましく思ったけれど、こちらも男の子でしたね。今後活躍があるのかな。 そう言えば今回麻之助はお寿ずと最初の子を思い出すことはあっても、すっかりお由有さんのことは出てこなくなりましたね。今を生きている。

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2023/09/03

正論で立ち向かえない事柄って実は多い。あるべき姿にこだわって、ぺしゃんこになるぐらいなら、落ち着ける場所を探したほうがいい。 朝之助の身の回りもいろいろあったので、酸いも甘いも嚙み分けた大人になってきたって感じでしょうか。その分、やんちゃが好きだったお人にはちょいと物足りないかも...

正論で立ち向かえない事柄って実は多い。あるべき姿にこだわって、ぺしゃんこになるぐらいなら、落ち着ける場所を探したほうがいい。 朝之助の身の回りもいろいろあったので、酸いも甘いも嚙み分けた大人になってきたって感じでしょうか。その分、やんちゃが好きだったお人にはちょいと物足りないかもしれません。

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2023/08/21

今回も支配町は言うに及ばず、まったく関わりがなさそうなところの厄介事まで抱えて、右往左往する麻之助である。 しかも妻のお和歌に子ができて、無事に産まれるまで気が揉めて仕方がない。 そんなこんなで走り回っているとさらに厄介事が舞い込んでくるという寸法である。 不出来だ頼りないと言わ...

今回も支配町は言うに及ばず、まったく関わりがなさそうなところの厄介事まで抱えて、右往左往する麻之助である。 しかも妻のお和歌に子ができて、無事に産まれるまで気が揉めて仕方がない。 そんなこんなで走り回っているとさらに厄介事が舞い込んでくるという寸法である。 不出来だ頼りないと言われながらも、麻之助は親身に相手のことを思い、放り出すことなくことに向き合う。要領は悪くても、そこが麻之助の魅力なのだ。 お和歌は無事に男の子を産み、麻之助共々ほっと息をつく。

Posted byブクログ

2023/08/06

つらい過去があったから、 無事親になれた主人公には素直におめでとう。 最後の「おやごころ」は、 なかなかしんどい設定だったな。 今は個人の自由を大切にする時代だが、 ちょっと前まではそんな感覚すらなかった。 明るい未来な向かえばいいなあと思う。

Posted byブクログ