三省堂国語辞典から消えたことば辞典 の商品レビュー
文殻という言葉が強く印象に残った。あまり手紙も書かないし、世の流れとともに使われなくなるのだなぁとしみじみ。 いつの時代まで掲載されていたかなどぱっと見でよく分かるようになっていて、読みやすかった。この本を読んで、三省堂国語辞典買い足しました。
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「三省堂国語辞典」から改訂の度に削除されたことばを集めた本である。三省堂国語辞典といえば、「いま使われていることば」を掲載するというコンセプトの辞典である。逆にいえば、使われなくなったことばは、頁数の制限もあり削除となる。 読んでいくと、「そんなことばあったよな」、「もう使...
「三省堂国語辞典」から改訂の度に削除されたことばを集めた本である。三省堂国語辞典といえば、「いま使われていることば」を掲載するというコンセプトの辞典である。逆にいえば、使われなくなったことばは、頁数の制限もあり削除となる。 読んでいくと、「そんなことばあったよな」、「もう使わないぞ」、そんなことばが出てくる。その中でも、すぐに消えて行くことばとして印象に残ったのは「IT系の用語」。『iモード』、『ADSL』や『MO」等ある。やはり技術革新のスピードは速いのだ。
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不思議な本。 字が大きい。 時点から消えた言葉を、辞典のようにあいうえお順に並べる。 コンピューター、電話のように、技術進歩とともに言葉が変わり、なくなる言葉。 MD、レーザーディスクは触る機会がなかったな。 ペチャパイ、ボインも、概念は今もあるけど、いろんな意味で使わない言...
不思議な本。 字が大きい。 時点から消えた言葉を、辞典のようにあいうえお順に並べる。 コンピューター、電話のように、技術進歩とともに言葉が変わり、なくなる言葉。 MD、レーザーディスクは触る機会がなかったな。 ペチャパイ、ボインも、概念は今もあるけど、いろんな意味で使わない言葉。 あ、そうか、フテほどの世界か。 翔んでる ってことばももはやない。ある意味セクハラ用語なのかな。 一番関心した消えた言葉はオナペット。代表格はアグネス・ラムだろうか。 確かにこの言葉は消えた。概念も消えたのかな。 今のネット上のどぎつい映像がすべて。想像の世界にはいられない。 どんどん頭が悪くなりそう。 こうした言葉を1000も並べている。コギャル、着メロ、メーンエベント、 オート三輪(車)、キーパンチャー、バスガアル、iモード、企業戦士、、 会社生活で初めて知った半舷上陸の半舷もあったな。 なんだか不思議な本だった。
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かつて掲載され改訂により削除された語の辞典。ことばは時代を映す鏡だ。掲載語を観察すると風潮が見えてくる。誰もが使うことばもいずれ古びて誰も使わなくなるが思い出と密接に結びついた言葉は記憶に一生残るだろう。ちなみに私の親はゲームを全て「ファミコン』と呼ぶ。
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意味が意外だった言葉や興味深かった言葉抜粋 「ぐりはま」 食い違うこと。ぐれはま。 ぐれるの語源とも言われる。 「家兎」かと →肉や毛を利用するために兎を飼っていたことにびっくり 「懲り性」 一度で懲りてしまう性格。×凝り性。 「向老期」こうろうき 老年に差し掛かる時期。...
意味が意外だった言葉や興味深かった言葉抜粋 「ぐりはま」 食い違うこと。ぐれはま。 ぐれるの語源とも言われる。 「家兎」かと →肉や毛を利用するために兎を飼っていたことにびっくり 「懲り性」 一度で懲りてしまう性格。×凝り性。 「向老期」こうろうき 老年に差し掛かる時期。五十代後半から六十代前半まで。 →今でも使われていてもおかしくないのに、知らなかったのであまり浸透しなかったのか。 「こギャル(→ギャルとして少しずつ意味を変えながらも現在まで残っている)」「エムディー」「市場化テスト」 →まさに時代を象徴する言葉。 「さわやま」沢山の訓読み 「消費税」 →消えることがあるのかという驚き 「自動券売機」 今もなお使用されることばだが、無限に組み合わし作り出せる複合語(自動+券売)であり、その中でも文字通りの意味であるため削除された。一方で、「緑の羽根」のように、組み合わせたそのままの意味ではなく、ほかの意味を示す言葉は残されやすい。 →辞書に選ばれる基準が分かりやすい 「使い切りカメラ」なども上記と同じ理由? 「セブンティーン」 今でも間違いなく使用されていて、社会的に認知されている言葉なのに削除されているのは意外。 「縦飯」日本食、和食 日本語は文章が縦書きであるという由来から来ているのがわかりやすくて面白い。 「企業戦士」「がんばりや」「グレース(優雅、しとやかさ」「家庭争議」「ウォームビズ」「口語法」「-こくる(黙りこくるなど)」「スタントマン」「赤外線通信」「同期の桜」「NIES」「ファミコン」「見てくれ」 →今も使われてる気がするけど、メインは自分が小中学生の頃かも。流行しなかったり、言葉としては一般的に認知されているものの現在日常的に使わないという理由で削除されたものもある。一方で「ポケベル」のように時代を象徴する言葉はずっと残っていたりする。 掲載時期と削除されたタイミングがひと目でわかるので、自分が身近で使ってきた/使われてきた言葉が、案外最近のもの(自分の子供時代に流行ったもの)であると驚かされる言葉も多々あった。 差別用語や性的用語とみなされ、消されたものが多い。また、制限漢字のため載せられない言葉があるのを初めて知った。 「A.B.C.D.I」 恋愛のABCといえば、A=手を繋ぐ、B=キス、C=性行為、だと思ってたけど、この辞書にある意味は違ってて、もっと直接的で皮肉的だった。意味が時代とともに緩和されてきたのか。 「てく」歩く 今でも東北の方言として残ってるらしい。「てくてくてく(歩く)」になるのかな。 「とぼん」1人でぼんやりしている様子 言葉の雰囲気から伝わってきて面白い。 「何にもないけど」おもてなしの時に言う言葉 そのままの意味とは違う意味で用いられる言葉と思えば、昔辞書に載っていてもおかしくない。 「ニヒ・る」 元は動詞だったのか。 「根明」 現在は「根暗」の対義語として記載されているらしいが、感覚的には、独立して記載されいてもおかしくはない。 「ハッピーマンデー」 祝日が月曜にくるように移動されたものだとは知らなかった。 「ミゼラブル」みじめ。悲惨。 いわゆる下ネタなど「俗っぽすぎる」という判断で消された語が多いことに、日本ぽさを感じた
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伝説のワードハンター、レクシコグラファーの孫が集めた三省堂国語辞典から消えた昭和、平成の言葉。 時代とともに変化するコトバ、辞書を改訂するたびに削除したり新たな用語を追加したり。本書は辞書から消えた懐かしいコトバ多くは死語を収録。 私的にはツボにハマったのは「なお助」、「おん...
伝説のワードハンター、レクシコグラファーの孫が集めた三省堂国語辞典から消えた昭和、平成の言葉。 時代とともに変化するコトバ、辞書を改訂するたびに削除したり新たな用語を追加したり。本書は辞書から消えた懐かしいコトバ多くは死語を収録。 私的にはツボにハマったのは「なお助」、「おんな」をひっくり返して人名のようにみせかけた言葉。「スケ」の語源だとか。「一六銀行」は質屋(1+6)の俗語。 筆者は三国の前身の明解国語辞典、編集主幹の孫だという。
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第105回アワヒニビブリオバトル まるごと1日茶源郷!抹茶アートとビブリオバトル テーマ「大人もこどもも楽しめる本」で紹介された本です。ハイブリッド開催。チャンプ本。 2023.10.29
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三省堂国語辞典から消えた言葉を集めた本。 見坊さんがすごい。ワードハンティングという言葉も初めて知った。(辞書にはないが) カバーの前袖に、見坊カードの実例があったが、このような収集を約145万枚行ったという。消えた言葉も面白かったが(結構知らないのもあったし、辞書に残っててもい...
三省堂国語辞典から消えた言葉を集めた本。 見坊さんがすごい。ワードハンティングという言葉も初めて知った。(辞書にはないが) カバーの前袖に、見坊カードの実例があったが、このような収集を約145万枚行ったという。消えた言葉も面白かったが(結構知らないのもあったし、辞書に残っててもいいのにと思うものもあった)、見坊さんの凄さを感じた一冊である。
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三国から削除されてしまった言葉を、実際の国語辞典のように、集めた本。削除された理由や代わりに立項された言葉などの紹介もあり、読んでいて面白いです。 聞いたことのない言葉が大半なのですが、この言葉削除されてしまったの!と発見もある本でした。
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