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26歳会社員、絵画を買ってみた の商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2024/10/13

画廊に入ったことがなかった自分が画廊に興味を持つ内容でした。自分だけの絵に出会うのは新しい経験になるかもとわたしは考えました。

Posted byブクログ

2024/07/29

本書の監修に入っている銀座ギャラリーズは、銀座の画廊で組織された団体であり、画廊の活動を広め、芸術文化の振興を目的としている。本書は一般人に馴染みの薄い画廊がどんなところかをわかりやすく紹介し、画廊を訪れるハードルを下げてくれる。 内容はマンガが多用され、良い意味でゆるく読みやす...

本書の監修に入っている銀座ギャラリーズは、銀座の画廊で組織された団体であり、画廊の活動を広め、芸術文化の振興を目的としている。本書は一般人に馴染みの薄い画廊がどんなところかをわかりやすく紹介し、画廊を訪れるハードルを下げてくれる。 内容はマンガが多用され、良い意味でゆるく読みやすい。画廊とはどんなところで、必ずしも絵画を買わなくとも気軽に訪れて良いところだと強調されている。 前から絵画を買うという体験をしたいとは思っていたが、踏み出せずにいた。絵画は決して生活に必要なものではないし、安い買物でもない。本書をきっかけに銀座の画廊を巡り、じっくりと推しの作家を探すのも面白いかと思った。美術館で絵画を見るのとは違った楽しみ方ができそうな気がする。 以下、読書メモ。 ・銀座には約250軒ほどの画廊があり、国内で最も画廊が多い街。 ・銀座ギャラリーズのサイトを見ると、銀座の画廊を巡るツアーイベントを定期的に開催しているらしい。一度参加してみたい。 ・絵画を買う動機はいくつもあると思うが、本書では精神的な価値が強調されているように思う。そういう曖昧なものを伝えるのに、マンガという方法がマッチしている。見ていると、絵画を買うのは時計を買う時の気持ちと同じに思えた。 ・アート市場に関する話題で、2021年に文化庁と一般社団法人アート東京が主催した「日本のアート産業に関する市場レポート」のことが触れられている。以下のような内容。   - 2021年の国内市場1929億円は、全世界の5.2兆円に対しわずか3.7%にすぎない。   - トップ3はアメリカ、イギリス、および中国。これらの国で82%を占めており、日本の市場がいかに小さいかがわかる。   - 一方で、日本人は博物館・美術館の動員数が世界トップクラス。そして美術関連品(ポスター、ポストカード、美術書、著名な作品をモチーフにしたグッズ)の購入者は作品購入者よりも多い。気に入った作品を部屋に飾りたいが、印刷物でも構わないということ。  →同じ内容を前にテレビか何かで見た覚えがある。これが元ネタだったのか。日本のアート市場はその経済規模に対して小さい。しかし、日本人がアートに関心がないわけではない。伸び代があるとも考えられ、アート市場の発展が期待される。  →該当のレポートはWebで公開されていた。こちらも時間のある時に読んでみたい。

Posted byブクログ

2024/02/09

日常生活の中で中々馴染みのない画廊についてかかれた本。画廊は気軽に見に行ってもいいんだなと分かったのでいつか行ってみたい!新たなアートに出会うヒントを探してる人に。

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2023/09/02

図書館で借りた。美術館にはよく行くけれど画廊のことは全然分かっていなかった。画廊=ギャラリーっていうのも初めて知ったしてっきり高額な絵が売っていてコレクターの人が行く場所だと思っていたけれど意外とそういう感じではないことが分かった。美術館は入場料があるけれど画廊は基本は入場がなく...

図書館で借りた。美術館にはよく行くけれど画廊のことは全然分かっていなかった。画廊=ギャラリーっていうのも初めて知ったしてっきり高額な絵が売っていてコレクターの人が行く場所だと思っていたけれど意外とそういう感じではないことが分かった。美術館は入場料があるけれど画廊は基本は入場がなくて気軽にふらっと立ち寄って作品を見れる場所みたい、正直目から鱗だった。都会にしかないものと思ってたけれど近くにもいくつかあったし意外と身近だなーと思った、いつか行ってみたい。漫画も多いしカラーだし画廊の紹介(銀座ギャラリーズの画廊の一覧)もあって参考になったし面白く読めた。久々になんか自分が興味がある分野の新しいことを知れた感じがする。

Posted byブクログ

2023/04/16

銀座の画廊の組合が企画して作成した書籍。   26歳のOLがふとした機会に画廊を訪ねるようになり、ついに1枚の絵を購入するという流れ。   「絵を買う」というのは、傍目には「ハイソ」なイメージがあるけれど、絵の値段は天井知らずのものから数万円で買えるものまで千差万別。   「服を...

銀座の画廊の組合が企画して作成した書籍。   26歳のOLがふとした機会に画廊を訪ねるようになり、ついに1枚の絵を購入するという流れ。   「絵を買う」というのは、傍目には「ハイソ」なイメージがあるけれど、絵の値段は天井知らずのものから数万円で買えるものまで千差万別。   「服を買うのと同じ」というフレーズには同意できる。   自分も絵を3枚持っているが、合計してもまだ10万円もかかっていない。 でも、その絵を壁にかけて毎日見ていると、ふと安らぎというか、落ち着きを感じる。   絵画に限らず芸術品は、出会いと心のマッチングが肝心だと思うので、もっと気軽に触れてほしいし、機会があれば手元においてほしいものだと思います。   特にほしいものが見つかったらなおさら。 絵を買うことは、自分の心の充足とともに、作家への支援にもなりますしね。

Posted byブクログ