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聴こえない母に訊きにいく の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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2023/07/05
  • ネタバレ

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2023/06/03予約 6 ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと を読み感銘を受けた為、読みたかった本。 優生保護法、母体を心配する体で優生でないものを排除する、このような意味を知らなかった。 手話もほんのすこし前までは聞こえるように、発語できるようにと教育されていたという。 そして手話を使う子は身近にいなかったが補聴器を使っている子がいたことを思い出した。 あの子は、大きくなり、今どのように暮らしているのか気になった。

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2023/05/31

コンプレックスではなく、むしろお母さんの存在は五十嵐さんにとって誇りであると思った。私ならそうだと思う。踏み込むとそれだけ踏み込まれるから…という気持ちはすごく分かる…。

Posted byブクログ

2023/05/24

五十嵐大さんのエッセイを拝読すると いつも、涙がにじんでしまう。 〈耳が聴こえないお母さんで、ごめんね〉 息子からぶつけられた言葉を全身で受け止め 眉尻を下げて笑ってみせる優しいお母さん。 〈母のことを書きたい・・・いや、知りたい〉 1950年代、聴覚障害の情報がないため お...

五十嵐大さんのエッセイを拝読すると いつも、涙がにじんでしまう。 〈耳が聴こえないお母さんで、ごめんね〉 息子からぶつけられた言葉を全身で受け止め 眉尻を下げて笑ってみせる優しいお母さん。 〈母のことを書きたい・・・いや、知りたい〉 1950年代、聴覚障害の情報がないため お母さんは地元の小学校に通った。 みなと思うように意思疎通ができない。 お母さんの、その6年間を思う。 「優生保護法」についても詳しく書かれている。 情報が溢れる時代になっても個々が目を背けてしまえば 同じことが起こるのでは無いかな。 読んでいてそう思ってしまった。 何より、五十嵐大さんのお母様の穏やかな笑顔が目に浮かぶ。

Posted byブクログ