1,800円以上の注文で送料無料

ここちよさの建築 の商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    2

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/12/11

「建築」って何? 建物、空間、場所があって、人それぞれが感じる・考えるもの。 用・強・美が備わっていること。 モダニズム建築は植民地化が行われるなか、場所の環境からの影響を排除した建築が求められていたのかなと感じた。 これなら砂漠でだって自分たちの物差しで権威を主張できるよね...

「建築」って何? 建物、空間、場所があって、人それぞれが感じる・考えるもの。 用・強・美が備わっていること。 モダニズム建築は植民地化が行われるなか、場所の環境からの影響を排除した建築が求められていたのかなと感じた。 これなら砂漠でだって自分たちの物差しで権威を主張できるよね。 ガウディがサグラダファミリアを作り続けることが街づくりと関連を感じた。 サグラダファミリア見てみたい。

Posted byブクログ

2023/06/28

【背景】 ①なぜ読むか 「住」をめぐる世界に関心がある。 ②何を得たいか 建築における“ここちよさ”とは何か ③読後の目標 自分の家や職場をよりよい環境にする。 【著者】 光嶋裕介 【出版社】 MHK出版 【要約】 【メモ】 p29 「建物」は、物質としての建物そのもののことで...

【背景】 ①なぜ読むか 「住」をめぐる世界に関心がある。 ②何を得たいか 建築における“ここちよさ”とは何か ③読後の目標 自分の家や職場をよりよい環境にする。 【著者】 光嶋裕介 【出版社】 MHK出版 【要約】 【メモ】 p29 「建物」は、物質としての建物そのもののことです。一方で「建築」は、ある価値を実現するために意図をもってつくられた建物、あるいはそうした意図によって顕在化する考え方のこと。 p31 現存するヨーロッパ最古の建築書に、紀元前一世紀に活動したローマの建築家ウィトルウィウス(生没年未詳)がが著した『建築書』という本があります。 【感想】 学校という場で働いて「この空間は死んでる」と感じることがある。これは、なぜなのだろうか。ひとつは「用・強・美」の美が欠落している点だ。

Posted byブクログ

2023/06/06

学問的に掘り下げたい、という程の情熱はないけど、(色んな意味で)美しい建築物には興味を惹かれる。写真集とかパラパラするのも楽しい。そのくらいのスタンスだと、本シリーズの建築ものって、ちょうど良いのでは、と思いながら読んでみた。曰く、”建築と建物、空間と場所、はそれぞれ別もの”。な...

学問的に掘り下げたい、という程の情熱はないけど、(色んな意味で)美しい建築物には興味を惹かれる。写真集とかパラパラするのも楽しい。そのくらいのスタンスだと、本シリーズの建築ものって、ちょうど良いのでは、と思いながら読んでみた。曰く、”建築と建物、空間と場所、はそれぞれ別もの”。なるほど。建築に求められるものは”用・強・美”。確かにそういう目で見ると、多少なり深く味わえた気にもなりそう。何より、”身体で空間を感じる”こと。これはきっと、誰しも知らずうち、程度の差こそあれやっていることかな。でもおかげで、建築を見るときのちょっとした心構え、みたいなのが身に付いた…のか?(笑)

Posted byブクログ

2023/05/28

子どものころ「将来の夢は建築家」と言っていたことがある。それは単に父親が大工だったからというもの。父親が器用で何でもやってくれるものだから(たとえば中2のときの技術家庭の宿題、木製の折りたたみ椅子を作るというもの)僕は不器用になった。そのためかどうかは分からないが娘が建築の世界に...

子どものころ「将来の夢は建築家」と言っていたことがある。それは単に父親が大工だったからというもの。父親が器用で何でもやってくれるものだから(たとえば中2のときの技術家庭の宿題、木製の折りたたみ椅子を作るというもの)僕は不器用になった。そのためかどうかは分からないが娘が建築の世界に足を踏み入れた。僕も趣味程度には建築を見たり、読んだりすることはあった。それで、「用強美」ということばくらいは知っていた。でも今回初めてそれらが、平面図、断面図、立面図とつながるということを知った。なるほど納得。こんなことちょっと建築を学んだことのある人なら周知の事実なのかもしれないが、僕にとっては新鮮であった。「じつは僕は建築家として、使い手の人に自分と違う解釈をされたときがすごくうれしかったりします。・・・計画通りにできて90点、そこに何らかの偶然がはたらいてこそ120点になるような感動があると思っています。予測不能なことには魅力があり、それは計画できないからこそおもしろい。」確かに。これは建築だけでなく、他のものを作って売るのも、サービスでも、教育だって同じようなことが言えそうな気がする。さて、サグラダ・ファミリアである。いやはや、なんとも、新しいものと古いものが混在していて、どう言っていいのかことばが見つからない。ただ、テレビや写真で見るだけではなく、実際に直接自分の目で見て、中にも入ってみたいものだ。古い部分を修繕しながらも新しい部分を追加していく。何とも死なない生き物(化け物)のようだ。定年後、建築をめぐる旅にでも出かけられたらいいなあ。まあとりあえず、東華菜館でヴォーリズの建築に触れながら中華料理を頂くくらいで我慢しておこうか。

Posted byブクログ