木島日記 もどき開口(下) の商品レビュー
この本の復刻前のを読んだはずだが、さっぱり覚えていないので新たな気持ちで楽しめた。 「木島日記」の木島平八郎最後の物語とも取れる。 木島と春海が同じ人物、というカラクリは面白いけれど、それを前提として物語が進むとどうしても折口との関係が気持ち悪く感じてしまうね。 「北神伝綺」の兵...
この本の復刻前のを読んだはずだが、さっぱり覚えていないので新たな気持ちで楽しめた。 「木島日記」の木島平八郎最後の物語とも取れる。 木島と春海が同じ人物、というカラクリは面白いけれど、それを前提として物語が進むとどうしても折口との関係が気持ち悪く感じてしまうね。 「北神伝綺」の兵頭北神と柳田國男と滝子が出てきたのはうれしかった。 巻末の根津の物語は漫画で読んだ通りとも思うし、西園博士はどうしても「サイコ」の西園伸二を思い出した。
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物語バトルでした。 色々な人目線に語りてが移り変わり、北神は出てくるし、スピンオフには西園という怪しい先生は出てくるし、混沌の集大成でした。
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