「近世」としての「東アジア近代」 の商品レビュー
本巻は、近世から現代の東アジア地域を扱うが、はしがきに、執筆の主な目的は、その時代・地域に関する「新しい歴史学の見方、考え方の解説」にあるとされ、したがって、歴史そのものの叙述は少なく、概念や理論、抽象的な解説が多いと言う。それは、「新しい歴史」について、「知のOS」のアップデ...
本巻は、近世から現代の東アジア地域を扱うが、はしがきに、執筆の主な目的は、その時代・地域に関する「新しい歴史学の見方、考え方の解説」にあるとされ、したがって、歴史そのものの叙述は少なく、概念や理論、抽象的な解説が多いと言う。それは、「新しい歴史」について、「知のOS」のアップデートが必要と考えているからとのこと。その意気や良し、果たしてその願いは叶えられているだろうか。期待しながら、読み進めていく。 *まだ書きかけ
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