18世紀のヘアスタイリング の商品レビュー
遊び心のある一冊。 最初の方にあったマーゴット・ウィートリー(Margot Wheatley)の肖像画がタティングシャトルを持っているもので、ふふっとしたり。画家はFrancis Alleyne。 著者のアビーさんは1年もの長い間、18世紀の髪型をしてドレスを着る生活をしていたの...
遊び心のある一冊。 最初の方にあったマーゴット・ウィートリー(Margot Wheatley)の肖像画がタティングシャトルを持っているもので、ふふっとしたり。画家はFrancis Alleyne。 著者のアビーさんは1年もの長い間、18世紀の髪型をしてドレスを着る生活をしていたのだけど、精製した獣脂のポマードとデンプンの髪粉でお手入れをして虫もわかずに快適なコンディションを保っていたそう。 髪粉は現代で言うならドライシャンプーで髪をよくくしけずるのが大事。 枕に油染みとかしなかったのかなぁとか思いつつ、日本でも椿油や杏油でお手入れをする人もいらっしゃいますしね…。 前に読んだ『ヴィクトリア朝英国人の日常生活』の作者さんみたいな実験考古学的なことをしてる感じです。 18世紀くらいの肖像画の髪の感じが実際はこういうのだったんだなぁと知れて良かったです。 盛り髪の中に仕込むヘアクッション各種や髪飾りなどの型紙付きなので、実際に装いたい人は18世紀のドレスメイキングと合わせてお楽しみくださいといった風。
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美術館でよく見る絵画のようなスタイルのやり方が沢山載っていた。髪の結い方や帽子の作り方、当時のヘアワックスの作り方まで丁寧。
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面白かった!どうやってこの髪型を作るの?鬘なの?自毛なの?艶のない白っぽい髪色はなんで?などなど「?」だったこと、ほとんど全部解決。 スタイリング剤の作り方から、さまざまな髪型の出来上がるまでを、レシピ本のように、ひとつひとつの手順写真つきで解説していて、器用な人ならすぐできそう...
面白かった!どうやってこの髪型を作るの?鬘なの?自毛なの?艶のない白っぽい髪色はなんで?などなど「?」だったこと、ほとんど全部解決。 スタイリング剤の作り方から、さまざまな髪型の出来上がるまでを、レシピ本のように、ひとつひとつの手順写真つきで解説していて、器用な人ならすぐできそう。 著者は18世紀のヘアスタイルで1年間暮らしてみたとあったけど、う〜ん、何を着てたんだろう?
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