マンガで学ぶ 上手に生きるための論理思考 の商品レビュー

出口汪(著者)

2023/06/21

【混沌とした世界を論理で楽しむ】

どうも！ぶろろぐです。
〇11冊目の読破となります。

論理、、何となく難しくて取っ付きにくいイメージがありますよね。。

〈感想〉
・この本は漫画なので読みやすく、論理を勉強する取っ掛りになると感じました。
・漫画の主軸は家族の話ですが、ちょっとうるっと来る場面もあり。あっという間に読み終わりました。

〈はじめに〉
・日本は島国のため、同じコミュニティで限られた人達と暮らしてきた。村八分にされると生きていけないため、空気を読む文化が定着している。
・主張しないと自分の意見をわかって貰えない。どうやって主張するのか？
→論理の出番！

・「他者意識」が論理の基本。
・お互いに絶対分かり合えないという意識を持つこと。
・感情語は感覚に訴えかけるので、伝えたいことの本質は伝えられない。

〈論理は3つの規則で成り立つ〉
イコールでふたつの事象を結ぶ
「イコールの関係」
主張＝具体例
A＝A1
形を変えて同じことを繰り返して説明する。
好きなアイドルの話で喧嘩してても、相撲とアイドルを比べたら、アイドルは同じカテゴリーだから仲間同士。

Aを分かってもらうためにBの話を持ち出す
「対立関係」
中心となる核は対比。
主張があるなら、対立する主張もある。
意識的に対比するために、図式化する。

Aを前提に、Bという結論を導く
「因果関係」
～した。だから、こうなった。
原因の背景を考える。

〈論理の手法〉
・弁証法とは？
→互いの長所を生かし、短所を補うことができないか考える方法
・レトリックとは？
→同じものを別の角度から捉えて異なる表現をすること。

〈論理思考の鍵〉
・想像力をフル稼働して相手の視点に立つ。

〈論理力は後天的に身に付く〉
・第1ステップ
→ビジネス書で筆者の論理を見抜き続ける。活字化された文章は必ず論理的。
・第2ステップ
→感情語や省略された言葉で表面的な話をするのではなく、論理を徹底的に意識して話す。