宝石にブランド料は要りません の商品レビュー

櫻井彩子(著者)

2023/07/31

宝石にブランド料は要らなくともシューズやバッグがCHANELやらFENDIやらなのはどういうことか分かりやすく書いて欲しかったです。

2023/04/16

[図書館]
読了：2023/4/8

なんだ…？この本。会社の商品の宣伝か、と思いきや作者本人のグラビアみたいなものが出て来て、夫や仕事仲間がこんなに素晴らしい！という内輪向け大絶賛が出て来て、なぜか作者の母親の教え、で締め。
ジュエリーの選び方、宝石の注意点などは四大貴石と半貴石でカテゴライズされそれぞれ1ページ半にちょろっと書いてあるだけ…クンツァイトを大きさが魅力的な石として紹介するが紫外線褪色については言及しないなど、行き届いてないなぁという印象を持った。

タイトルで勘違いしたが、「The Jeweler’s Style Book」と副題がついてるのね…インスタを本にまとめたようなものか。そりゃあ本人がモデルで写真バンバン載せるし家族や友達の自慢、内輪受けの内容も大量に入るよね…。
「はじめに」に書いてある「もっと身近にジュエリーを感じてほしい」「自分のためにジュエリーを選んでほしい」は達成できていないと思った。自分語りの方が優先されてるもんなぁ。

ダイヤモンドがDAIMONDに、「立て爪」が「立て詰め」になっているなどの誤字の多さ、「鉱物の生え方から原石の段階でエメラルドカットと言われるくらい長方形の形をしているので」などの未整理な日本語、「エメラルドは、代用品が存在しない唯一無二の“グリーン”。」と不自然な体言止めで終わる文章、「英国の王妃にインスピレーションを受けた“キャサリン巻リング”（今はまだ皇太子妃では…）」などなど、校閲もきちんとされていないし、あまり手間暇かけずに出版された感じを受けた。