1,800円以上の注文で送料無料

牧野富太郎の植物図鑑 の商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/09/01

美しくて精密な植物図はこうして生まれた 「三才ブックス」より 牧野富太郎氏の生い立ち、苦労、どのようにして「牧野式植物図」が作成されていったのかが分かる. ふんだんに絵が掲載されていて、ちょっとしたエピソードも書かれている. ほんとうにすごい人だなと改めて思う.

Posted byブクログ

2023/08/30

植物画はもちろん、赭鞭一撻〈十五カ条〉結網子(青年時代の勉学心得 自戒と決意)と描画道具を興味深く読んだ。

Posted byブクログ

2023/07/14

牧野富太郎の生涯、植物画、エッセイを解説付きで味わえる。波乱万丈な人生でも植物に対する思いと視線はずっと真っ直ぐだ。植物画の線の細さや写真を超える精密さ、透明感は硝子細工に似ているが、生命力は違う

Posted byブクログ

2023/06/20

牧野さんのすごい植物愛、緻密な絵とともに人物像も良くわかります。エピソードも満載で、朝ドラを観ながら読み比べて楽しんでいます。

Posted byブクログ

2023/05/13

牧野富太郎の植物画を年代順に紹介。 ここでは「牧野式植物図」としているが、牧野の図は絵画作品の植物画ではなく、植物の構造図、科学のための図、ということだ。種の典型、縦横断面図、おしべ、めしべ、根っこなどを同時に並列して描く、これが最大の特徴。まさに「植物図鑑図」 使っていた絵具...

牧野富太郎の植物画を年代順に紹介。 ここでは「牧野式植物図」としているが、牧野の図は絵画作品の植物画ではなく、植物の構造図、科学のための図、ということだ。種の典型、縦横断面図、おしべ、めしべ、根っこなどを同時に並列して描く、これが最大の特徴。まさに「植物図鑑図」 使っていた絵具、筆、顕微鏡、野外採集用の道具、なども写真で紹介。愛用した筆はネズミの毛ので先を削ったり工夫をしていたという。 偉大なるとてつもない業績が植物図から伝わってきます。 〇富太郎が目指した日本植物誌 代表作 「日本植物志図篇」第1巻第1~11集 1888(明治21)-1891(明治24)26-29歳 日本独自の植物誌を作る、という初志を実現した最初の著作。自費出版で原図を描くだけでなく、石版術も習得し製版をし、さらに表紙のデザインや題字もてがけた。 「新撰日本植物図説」第1巻第1~12集、第2巻第1~8集 1899(明治32)-1903(明治36)37-41歳 シダの図版が多く掲載されている 「大日本植物誌」第1巻大1~4集 1900(明治33)-1911(明治44)38-49歳 生活に困窮していた富太郎に、当時の浜尾新帝大総長が給料が増えるだろうと単独の編集を依頼。この頃から複数の画家たち、特に山田尋雄との共同作業を行った。 「牧野日本植物図鑑」北隆館 1940(昭和15)78歳 約10年をかけて編集された。図版の多くは水島南平など3名による。晩年までこの初版を手元に置き訂正と追加を朱書きで書き込み続けた。(写真あり) 以後現在まで改訂版が作られる。 2023.4.1第1刷 図書館

Posted byブクログ