88歳ひとり暮らしの元気をつくる台所 の商品レビュー
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自らのための備忘録 「12万部の大ヒット『87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし』第2弾」と帯のついた本を、こちらもkindle unlimited で無料購読。ありがたい! 長生きの秘訣にと、編集部による食事についての聞き書きです。ご本人は昭和9年(1934年)12月長崎生まれです。 三食は、朝7時、昼12時、夜6時半。ほとんどすべて自炊。安上がりで好みの味になるからと、出来合いのお惣菜を買ってこられることはまずないそうです。ただし「調理は簡単に」がモットー。 「普段は粗食」。タンパク質は意識して摂取。豆腐、厚揚げ、納豆、ちくわ、さつま揚げ、アジの刺身、イワシの缶詰、ウィンナー、ゆで卵。 野菜は、小松菜、かぶ、きゅうり、大根のぬか漬け、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、キャベツなどを。体重管理に毎朝体重測定。 食事の時は、テーブルセッティング。木製のトレイをキャンバスに見立て、有田焼や益子焼などの器を乗せ、箸置き、湯呑みやコップには必ず手作りのコースターもセットなさるそうです。手を合わせて「いただきます」と言ってから食べ始め、豊かな時間を楽しまれるそうです。 朝はスムージー。昼は日によってカレー、お弁当、焼きそば、ざる蕎麦など。またご飯(オートミールのことも)とおかずの組み合わせも。おかずには、かぼちゃの煮物、豚肉とピーマン、もやさの炒め物、枝豆、なすの揚げ浸し、アジの南蛮漬け、めかぶ、サバ缶の煮付け、ひじきの煮物、ぬか漬けなど。 夜は本当にわずか。7月だと冷奴と枝豆、納豆と枝豆、イカ塩辛と枝豆、冷奴のみ、冷奴とトマト。 10月だとヒラマサの刺身ときゅうりのぬか漬け、湯豆腐ときゅうりのぬか漬け、ひじきの煮物ときゅうりのぬか漬けだけだったり。 豆腐は木綿豆腐。北の大豆(タイシ)がお気に入り。湯豆腐は、土鍋に出汁昆布と水、豆腐を入れて煮るだけ。酢醤油と柚子胡椒で。冷奴は薬味をたっぷりのせて。 ゆで卵は一度に5個、水から約10分茹でます。牛乳は1日2杯。チーズはおやつ。 毎日の晩酌の時、日本酒を入れるのは蕎麦猪口。5,000円くらいで購入したもの。 盛りつけのコツは、「余白を残す」「中央を高く」「青味を少々」 おやつにはプリン、ベビーチーズ、ところてん、ミックスナッツなど。 時々、お弁当、家族と月に2度ほど外食、習い事のお友達と少し奮発した外食が年1、2回。 包丁は基本的に文化包丁1本。あとはペティナイフとパン切り包丁。月2〜3回研ぎます。鍋は15cmの小鍋と20cmの雪平鍋、フライパンは20cmと24cm、それに直径25cmの無水鍋。 朝、野田琺瑯のやかんで約1ℓの湯を沸かし保温ポットへ。日本茶はティーバッグ、紅茶も。冷たい飲み物はほぼ飲まない生活だそうです。 買い物はメモ持参。1日の終わりにシンク排水口の掃除を習慣にされています。まず排水口の器具を分解して洗剤で洗い、器具を戻しながら、途中で泡タイプの塩素系漂白剤をかけます。最後にさらに上から漂白剤をかけ、少し置いて、水を流しておしまい。 家計簿は、食費、雑費、会費、特別費、接待費、引き落しの6項目。 在宅栄養専門管理栄養士との対談で、身長155cm、体重52kg、BMI21.6だとのことですが、70歳以上の高齢者は、BMI27が一番死亡率が低いそうなのでもう少し炭水化物を摂るようにとのアドバイスがありました。
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食べることに意欲的。自分が食べたいから食べたいのものを作る。器も趣味のいいものでちゃんと木材?のランチョンマットを敷いて。 うちの母もこれぐらい食に関して意欲的だったなぁと思わずにいられない。 卵を5個いっぺんに茹でて毎日朝一個ずつ食べるとか、ほうれん草もひと束ゆでて、5日間くら...
食べることに意欲的。自分が食べたいから食べたいのものを作る。器も趣味のいいものでちゃんと木材?のランチョンマットを敷いて。 うちの母もこれぐらい食に関して意欲的だったなぁと思わずにいられない。 卵を5個いっぺんに茹でて毎日朝一個ずつ食べるとか、ほうれん草もひと束ゆでて、5日間くらいでその都度味つけして食べるとか参考になった。 晩酌も欠かさないんだとか。そうでなくっちゃね。 ひとり暮らしの予定はないけど^^; 背筋もまっすぐでまだまだお元気そう。 第3段のエッセイも待ってます。
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肩の力を抜いてゆったりと生きておられるように思いました。身の丈に合った暮らしや料理、お手本にしたいです。
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真面目に料理するのはお昼だけ、買い物は毎日、タンパク質は多めに取る、野菜もたくさん食べる、など、65歳で調理師免許を取った著者が、毎日簡単だけど美味しくて、日々のご飯が楽しくなるような工夫を教えてくれている。 生姜をすりおろして板状にして保存するとおろししょうががいつでも食べられ...
真面目に料理するのはお昼だけ、買い物は毎日、タンパク質は多めに取る、野菜もたくさん食べる、など、65歳で調理師免許を取った著者が、毎日簡単だけど美味しくて、日々のご飯が楽しくなるような工夫を教えてくれている。 生姜をすりおろして板状にして保存するとおろししょうががいつでも食べられる、というのが個人的には助かった。
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料理好きと書いてあるが独り暮らしだと簡素。自分1人だと凝った料理は作らないのはどこもおなじ。 安心した。料理の話だったので生活の話も読んでみたいと思える人柄?文章の書き方なのかな。
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