夢のまた夢 若武者の誕生 の商品レビュー
関ヶ原の戦いで亡くなったと言われている島左近を復活させ、左近を後ろ楯にした架空の少年を通して、大阪の陣を内側から描いている。 話の中に、「わたし」による説明がたびたび挟まり、読むリズムが悪くなる。 説明を無くして、物語だけで進めても良かったのではないか思う。
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- ネタバレ
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単純に戦国時代物と思い読み進めましたが、終章でいきなりSF物であることが明かされる。 え?今までのは何だったの? 途中から「わたし」の感情や説明が入り、誰?と違和感があったのだけど、過去から未来への転換ともしもの展開との比較などの設定は面白く楽しめた。 最後の「ほら、ちょうどいまきみが」と投げかけられた一文が、皮肉めいていて苦笑させらせた。
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なんか狐に摘ままれた感じというか?読んでいる間も、1人称の使い方に不自然さを感じていたのだけれど、これは全編、女の子の夢?!
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