AIが「答えの出ない問題」に答えてみた。 の商品レビュー
生成AIが偉人という態で現代社会の問題に回答若しくは提言するという面白い企画。昨今のAIは学習する事でキャラ付けができるというが本書の偉人達にはそういったものは感じられない。偉人達が成し遂げた事績から逆算して答えている様に見える。聖徳太子については後の太子伝説が膨大な割に客観的な...
生成AIが偉人という態で現代社会の問題に回答若しくは提言するという面白い企画。昨今のAIは学習する事でキャラ付けができるというが本書の偉人達にはそういったものは感じられない。偉人達が成し遂げた事績から逆算して答えている様に見える。聖徳太子については後の太子伝説が膨大な割に客観的な史料が少ないため厩戸王として事績がだいぶ割引されているのはともかく実在まで疑われる始末であり、その状況で本書を読むと山田五郎先生の台詞でもないが「AIは教養が無い」という感じに思えてしまう。 そもそもAIが膨大な情報から平均的に高い回答を選んでいる(野口悠紀雄先生によるとこの考えは雑な解釈)と考えると読んでいて眠くなる様な回答分になるのも致し方ないともいえる。 生成AIの進化も早いので執筆時と状況は違う事は重々承知しているし企画自体は良かったので残念。
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aiによる文章という企画は面白いが、aiらしい、多少の前提は加味しつつも、汎用的な内容しか触れていない、おもしろみの少ない文章の本だった。
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企画物としては面白いが内容は平均値をとっているようで希薄に思えた。マルクスやアリストテレス、マザーテレサなどが父母になっている方が面白い回答だった。
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AIが歴史の人物になりきって質問に答える、別に坂本龍馬がリンカーンであっても違和感はなかった。正直に言って形成AIがこのレベルで文章書けると言う事に脅威を覚える事が、所詮想定の範囲内の回答しかできない、そういう使い方に限定すればかなりのレベルで使えるのかもしれない。ただし、創造的...
AIが歴史の人物になりきって質問に答える、別に坂本龍馬がリンカーンであっても違和感はなかった。正直に言って形成AIがこのレベルで文章書けると言う事に脅威を覚える事が、所詮想定の範囲内の回答しかできない、そういう使い方に限定すればかなりのレベルで使えるのかもしれない。ただし、創造的に思考の芳醇さを感じさせる話は多分できない。歴史上の人物に質問すると言うシチュエーションなだけに、その人物がAIに憑依したとしてら結構常識的でリベラルなことしか言ってないような気がする。ほんとにこんなもんなんだろうか?きっとオリジナルの人物たちには予想もつかないような思考があったと思うがそこにはたどり着けていないと言うような感じた。それができていなければこの本はあまり面白くない。もしかしたら筆者の狙うべき趣旨が違う?私がそう認知していなかったらごめんなさい。 ただし、その辺がAIとしての限界なのかな、と言う事は漠然と感じることができた。
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ChatGPTの流行が急速に拡大しており、私の職場でも若手社員が使っている。翻訳、契約書作成、文章チェック、PDFの文章繋ぎといった単純作業に加えて、キーワードを入れて調査させたり、上司や客先からの質問に対して即座に回答案を作らせたり、要件をちょっと変更した場合の変化を計算予測さ...
ChatGPTの流行が急速に拡大しており、私の職場でも若手社員が使っている。翻訳、契約書作成、文章チェック、PDFの文章繋ぎといった単純作業に加えて、キーワードを入れて調査させたり、上司や客先からの質問に対して即座に回答案を作らせたり、要件をちょっと変更した場合の変化を計算予測させたり・・・ この本で試行した検索条件は、非常に複雑である。 ・歴史上の人物(聖徳太子とかチンギスハンとか)に ・現代社会における何らかの役割(大臣とか企業の経営者とか)を与え ・我々の生活に関する具体的な質問をする といった3重の高度な条件設定である。 「そんなこと本当にできるのか」と思ってしまうのだが 歴史上の人物達がその人格・功績そのままの状態で、 なおかつ現代(社会の構造や技術)を理解したうえで、 それらしい回答をくれるというものである。非常に驚いた。 正直なところ、未だに信じられない。 AI技術がここまで進歩しているとなると、我々は今後いかにAIを上手く使いこなせるかによって、ビジネスにおける差がついていくのだろう。例えば検索力とか質問力を磨いていくことが喫緊で求められているのだと痛感した。 また、読書の方法も変わるという編集者の見解は納得である。どうしても歴史上の古典や名著は、古い言語表現と表面的な意味の解釈に集中してしまい、時代背景や筆者の生活を思い浮かべるようなレベルの読み方ができないものである。AIによって、より気軽な形で歴史上の偉人と「対話」することが可能になれば、これまで敬遠してきた古い書物にも向き合うことは苦痛でなくなると考える。このように、私としては、AIと共存する将来について、前向きな印象を持つことができた。
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