NOVA(2023年 夏号) の商品レビュー
大森望氏も、色々やってるな〜。 タイムリープものミステリって、やっぱりミステリ好きにはたまらんのやろうな。
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いやあ、女性作家アンソロジーということですが、私は斜線堂有紀さんの「ヒュブリスの船」の悪意にやられました。この「組み合わせ」はひどい。
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女流作家さん特集 らしいのだが、SFなの?ってなお話が多くて、ほんの少しだけれど期待外れかな。斜線堂有紀さんって女性とは知らなかったくらいかな、驚きは。菅浩江さん以外はほぼ知らない作家さんだったから新鮮だったこともいいほうの収穫かな。
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大森望編『NOVA 2023年夏号』読了。 おなじみの不定期刊の新作SFアンソロジーだが、今回は序文を読み始めて13作いずれも女性作家と知ってびっくり。知ってる作家でも特に女性と認識してなかった人もいたり。 近未来のホラーゲームのRTA勝負を描いた芦沢央「ゲーマーのglitch」...
大森望編『NOVA 2023年夏号』読了。 おなじみの不定期刊の新作SFアンソロジーだが、今回は序文を読み始めて13作いずれも女性作家と知ってびっくり。知ってる作家でも特に女性と認識してなかった人もいたり。 近未来のホラーゲームのRTA勝負を描いた芦沢央「ゲーマーのglitch」がアツくてよかった。感情を操作するデバイスにおける「死に戻り」といった要素がSF味にいい感じに料理されてるなと。 斜線堂有紀「ヒュブリスの船」は名探偵が連続殺人の犯人を名指ししたことで事件以前に戻されることで始まるループもの。作者得意の特殊設定ミステリ的なアレかになるかと思いきや…これは悪い斜線堂有紀…ほんとうに容赦がない
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『ゲーマーのGlitch』はなるほどだった。 『刑事第一審訴訟事件記録 玲和五年(わ)第四二七号』はSFというよりミステリかな。 最後はちょっと意外。 『ヒュプリスの船』は救いがない。
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やはりNOVAはよい。待ってた。女性作家アンソロジーとのことだが、無理して作った感じではなく、さまざまな方向に向いた質の高い作品ばかり。やはり、良い意味で男性作家のときと方向性が異なる感じがある。なんというか、ガジェットや仕組みにこだわりがちという先入観があるが、こちらは世界観重...
やはりNOVAはよい。待ってた。女性作家アンソロジーとのことだが、無理して作った感じではなく、さまざまな方向に向いた質の高い作品ばかり。やはり、良い意味で男性作家のときと方向性が異なる感じがある。なんというか、ガジェットや仕組みにこだわりがちという先入観があるが、こちらは世界観重視というか。気に入ったのは、詩的で閉じた世界だからこその「さっき、誰かがぼくにさようならと言った」最果てタヒ。 脳死状態の娘とそれにそっくりな AIロボットが出る「シルエ」揚羽はな。そして、一番は殺人が起きる船で時間がループし、事件が起きる前に巻き戻る「ヒュブリスの船」斜線堂有紀。言葉を失う。えげつないが、その説得力に圧倒される。
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女性作家オンリーアンソロジーとか。コンセプトに意義や正しさは認めても、作品の出来がアレなら、それはそれという話になるのだが、この出来なら文句はなかろう。書き下ろしアンソロジーだから、ばらつきは当然あるけども。むしろあの人が何故いないが結構ある(男性だったりしたら笑うが)。個人的ベ...
女性作家オンリーアンソロジーとか。コンセプトに意義や正しさは認めても、作品の出来がアレなら、それはそれという話になるのだが、この出来なら文句はなかろう。書き下ろしアンソロジーだから、ばらつきは当然あるけども。むしろあの人が何故いないが結構ある(男性だったりしたら笑うが)。個人的ベストは「犬魂の箱」、「ビスケット・エフェクト」あたり。
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