わたしの結び目 の商品レビュー
えぇーー?!この終わり方でいいの?! 私はちょっと許せないけど。。。 友達を支配したい女子と 支配されてしまう女子の物語。 中学生ってめんど。 でもよくあるあるかな。
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友情と言うより執着・依存。 終わり方かたがコレでいいの?感。 2人だけの秘密、と言う聞こえの良い言葉で闇に葬られた真実。 亡くなった子がうかばれることも無く、モヤモヤが残るラストだったと思う。
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う~ん。 「これで、いいんか?」的な終わり方。 なんだかなぁ。 解決してる風で解決してないし。 女の子同士の友情って紹介されてたけど、友情ってよりも執着と依存に感じたのはアタシだけ? アタシの時と違いすぎて。 って、当時のアタシがマイペース過ぎたのかしらwww
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自己の確立の時期にある彼女たち。 家族、クラスの子たち、教師。 そんな、沢山の目から常に評価されていると思い込んでた。 だから里香のように、大人から一目置かれる振る舞いをしてた。大人から受ける評価に自分の価値を委ねてた。 でも、今になったら思う。 「沢山」だと思っていた周りの人々は、この世界のほんのひと握りの人たちだったよ。って。 でもそう思うことが出来た今(2024.10)でも、 私にとっての学生時代は 何かから常に抑圧されているように感じていた日々だったし、すごくすごく苦しかった記憶。 それだけは絶対だなぁ。 安全地帯から当時を振り返って、「そんなに苦しく感じてたのが馬鹿らしい」なんて思う自分にはなってほしくないな、なんて未来の自分に思ってみたりする。
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異常な関係性と執着さのかいまみたような気持ち悪さが残りました。 そのまま大人になると、いろんな人を負に巻き込むタイプになるかもしれないなと思いました。
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あらすじで、結構壮大に物語を想像してしまった自分が悪いけれど、こんな終わり方なのか、と思ってしまった。 一番印象に残ったのは 「誰とでも仲良くなるということは、誰にも興味がないからできることだ。 神様が誰かを救うことができるのは、誰のことも好きじゃないからだ」 という文章か...
あらすじで、結構壮大に物語を想像してしまった自分が悪いけれど、こんな終わり方なのか、と思ってしまった。 一番印象に残ったのは 「誰とでも仲良くなるということは、誰にも興味がないからできることだ。 神様が誰かを救うことができるのは、誰のことも好きじゃないからだ」 という文章かな。
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女子中学生の友情。子供の頃は学校という世界が全てで何かにつけて喜んだり落ち込んだり。いじめなど今の子供たちの状況は一寸先は闇状態なのかな。いろいろとイライラさせられる場面も多くてこちらが疲れてしまう。家庭環境も劣悪で、なんだかしんどくなった。
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中学生の友情を描いた物語。 「親友」を独り占めしたい彩名。前の学校では学級委員を務め、一人の子を放っておけない里香。そんな二人の友情。 こういう中学生の話を読むと、中学生怖い~って思ってしまう(そんなことないんだろうけど)。 でもいじめって、きっかけは誰かのちょっとしたいたずら...
中学生の友情を描いた物語。 「親友」を独り占めしたい彩名。前の学校では学級委員を務め、一人の子を放っておけない里香。そんな二人の友情。 こういう中学生の話を読むと、中学生怖い~って思ってしまう(そんなことないんだろうけど)。 でもいじめって、きっかけは誰かのちょっとしたいたずらだったり、するんだろうな。つらい。 事後にいじめの真相を解明したところで、誰も幸せにはならないって、悲しいけど確かにそうなのかも。 だけど最後そうなるかぁ。黙っているのも、それはそれで罪悪感に押しつぶされて辛そうだけど。二人はそれでいいのかな。 この先彩名は変わるのか。母親からはなかなか逃れられないから、難しいところだな。
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図書館本。やばいです(語彙力)。 こんな狂気じみた友情を初めて見て震えました。 ちょっと前に、砂村かいりさんの『苺飴には毒がある』を読んだんですけど、今作はそれと似たような雰囲気があります。 この小説の主人公は二人の少女、里香と彩名。 転校してきた里香は彩名と出会い、すぐさま友達...
図書館本。やばいです(語彙力)。 こんな狂気じみた友情を初めて見て震えました。 ちょっと前に、砂村かいりさんの『苺飴には毒がある』を読んだんですけど、今作はそれと似たような雰囲気があります。 この小説の主人公は二人の少女、里香と彩名。 転校してきた里香は彩名と出会い、すぐさま友達になり、互いに呼び捨てで呼び合うようになり、『親友』になり、そして———。 彩名は里香のことを「可愛い」と思っていて、里香しか考えられないようになる。 里香は彩名のおかしさに気づいていて、助けなくちゃと思う。 二人の狂気じみた友情の先に見えるのは……。 どろどろした中学生の物語を、ぜひご堪能ください。
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中学生で転校生の里香は、女子の序列を観察しながらも、クラスで浮いている彩名と友達になった。 新しいクラスでは里香が転校する前に、亡くなった児童がいた。 前の学校では、クラスメートが孤立しないように学級委員として気を遣ってきた結果、無視されるようになった経験もあり 転校先では周りの観察して注意深く人と接するようにしていたけれど、彩名の里香に対する執着と不審な挙動を不思議に思いながら 亡くなった真実と彩名が関係していたことを知る。 家庭に事情があり情緒が不安な彩名。 友達に執着するあまり、自分だけの存在にするために真実を追い詰め、死に追いやる結果に、傷つきながらも原因を理解しようとしない彩名が再び里香に繰り返そうとしていたこと。 歪んでしまった思いは怖いねー。 でも彩名は里香に許されるんだね。 真実は死に損ってこと。うーん?
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