本当に欲しかったものは、もう の商品レビュー
麻布競馬場さんの話を読んでみたくて借りましたが、他の作家さんの話も面白かった。 ショートでないと読みきれなくなってるヒトに、おすすめ。賢い大学卒やら東京やらサピやら、2020年代な空気が沁みた
Posted by
Twitter文学の色々な作者の小説が読めて面白かった! 外山薫さんの好きだけど、次はこの人の本読もう〜ってなった! 今話題の地面師の人もこのジャンルに入るんだ!
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
もう二度と手に入らないっていう話。 表題作の内容よりも題が切なくて良い。 作品としては外山薫名義の『成人式』が良かった。 全体としてとても面白いし新しいとは思うけど、twitter文学として発表している媒体のせいなのか、ちょっと意地悪な視点の似た感じの作品が多いかな、と。
Posted by
究極の暇つぶし。電車内でスマホばっかり見てるのもなあ、けど本読むの苦手。みたいな方におすすめ。 本がそもそも好きな方は少し物足りないとは思いますが、短編を読む時にある「次の話にすぐ入るとなんとなく余韻が持てずに勿体無い」あの感情が不要です。余韻などない、パラパラめくって少しクスッ...
究極の暇つぶし。電車内でスマホばっかり見てるのもなあ、けど本読むの苦手。みたいな方におすすめ。 本がそもそも好きな方は少し物足りないとは思いますが、短編を読む時にある「次の話にすぐ入るとなんとなく余韻が持てずに勿体無い」あの感情が不要です。余韻などない、パラパラめくって少しクスッときてそれで終わり!あ、中学受験体験記はすごく笑えてよかったです。
Posted by
虚しさを煮詰めたような本だった。 表題のお話なんて味わったことがある人多いんじゃないかな。 気がついた時にはもう遅くて感情を共有出来る相手がいない虚しさは辛い…。 挑戦や趣味に年齢は関係ないけど、タイミングによっては得られる感情は人それぞれだなと思った。
Posted by
なんかつまらなかった。 読んでも疲れと空虚感を感じたのみ。 昔から上昇志向派と堅実保守派はいて、波は時代に寄って違うけれど、ふらふらして。 年を経て人生振り返ってみると、何が幸せだったのか、ちっともわからない。 そして私もなにを書きたいのかまとまっていない。
Posted by
「息が詰まるようなこの場所で」の感想にも書いた気がするが、Twitterで読んで面白い文章を、紙の本で読んだら、何故一つも面白く無くなるのだろうか。 この中では、新庄耕さん、霞ヶ関バイオレットさんの文章を除いて、いいね、と思う文章はなかった気がする。新庄さんは、元々紙の本の作家...
「息が詰まるようなこの場所で」の感想にも書いた気がするが、Twitterで読んで面白い文章を、紙の本で読んだら、何故一つも面白く無くなるのだろうか。 この中では、新庄耕さん、霞ヶ関バイオレットさんの文章を除いて、いいね、と思う文章はなかった気がする。新庄さんは、元々紙の本の作家さんだけど。 不思議に思う。
Posted by
Twitterで書かれる小説のオムニバス的な本。 軽く読めるのは文章量の短さだけじゃなくて140字に収まるように書かれるからというのもありそう。 リズムが分かりやすい感じがするし設定も分かりやすさがある気がした。 これはもうそういうジャンル!という感じ。 一気に読むというよりもち...
Twitterで書かれる小説のオムニバス的な本。 軽く読めるのは文章量の短さだけじゃなくて140字に収まるように書かれるからというのもありそう。 リズムが分かりやすい感じがするし設定も分かりやすさがある気がした。 これはもうそういうジャンル!という感じ。 一気に読むというよりもちょっとずつ時間が空いた時に読む・・・くらいの感じの方が飲み込みやすかったのはきっと私自身がこのリズムに対する慣れがないからだろうなぁ。 気になる作家さんもいたので少し掘り下げてみたいところ。
Posted by
流行りのTwitter文学とはどんなものか気になって購入。最初はなんだこれ…となったけど、読み進めるうちにだんだん慣れてきた。 一冊読み終わってみて、Twitter文学とは、小説ではなく、散文詩なのだと思った。萩原朔太郎の「死なない蛸」を読んでいるような気持ちになる。 いずれの作...
流行りのTwitter文学とはどんなものか気になって購入。最初はなんだこれ…となったけど、読み進めるうちにだんだん慣れてきた。 一冊読み終わってみて、Twitter文学とは、小説ではなく、散文詩なのだと思った。萩原朔太郎の「死なない蛸」を読んでいるような気持ちになる。 いずれの作品も、登場人物達が究極まで抽象化、客体化されていると同時に(実在する企業や大学、街さえも記号化されている)、厭世的な視点で書かれているが、これが風刺が好きなTwitterユーザーと非常に相性がいいのだろう。 Twitter文学とは''何か"を(時に自分自身を)嘲笑うために産まれたのではないか。そうしなければいられないくらい、私達は東京という街で消費しているつもりで消費されながら、選んでいるつもりで選ばされながら生きることに、疲れているのだと思う。
Posted by
ショートショートと帯には書いてるけど、短編小説が多め。僕の分類の中では。 Twitterは文字のSNSということもあり、好きだし、よく見ている。何人かの著者はフォローもしていた。 同じ時代を生き、同じ東京という町に住み、同じアプリを使いながらも、知らないことだらけ。テーマは『...
ショートショートと帯には書いてるけど、短編小説が多め。僕の分類の中では。 Twitterは文字のSNSということもあり、好きだし、よく見ている。何人かの著者はフォローもしていた。 同じ時代を生き、同じ東京という町に住み、同じアプリを使いながらも、知らないことだらけ。テーマは『キラキラした東京とその裏側』かな。 特に面白かったのはリクルート出身で、いわゆるドロップアウトした男を描いた『喉元まで出かかったその言葉は』 優雅な生活と引き換えにギャラ飲みに勤しむ女性を描いた『必見!ギャラ飲みで毎月100万円簡単に稼ぐ方法』 仮面を脱いだ自分をさらけだすことが出来た『ひと夏の幻』 何者かになりたい一心で20代を駆け抜けた女性を描いた『88967人のフォロワー様へ』 教育ママと中学受験に挑む息子と、家族に関心を持てなかった医者の主人公の物語『中学受験体験記~親子3人で支え合う家族の輪~』
Posted by
- 1
- 2