劇場版 名探偵コナン 業火の向日葵(VOLUME1) の商品レビュー
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海外オークションで鈴木次郎吉による2枚目の『ひまわり』落札、 「日本に憧れたひまわり展」構想の紹介、 そこに怪盗キッドが現れるが何も盗らずに去っていく。 入れ替わるように工藤新一が現れて2枚目の『ひまわり』の空輸中に同行、 工藤新一に変装してた怪盗キッドが正体を現して機体に穴を開け『ひまわり』を奪取、 2枚目の『ひまわり』は空港で取り戻す(怪盗キッドが置いて行く)。 コナンたちが東郷青児記念館に5枚目の『ひまわり』の見学に行き、 そこで如何にもキーマンなお婆さんに遭遇。 毛利小五郎の元に怪盗キッドからの予告状が届き、 東郷青児記念館の5枚目の『ひまわり』と予想して警備開始、 でも特に何も盗らずに去っていく。 もう新一が生きてること真面目に隠すつもりなさそうだよなぁ。 いや、スゴいな阿笠博士。 機械で仮面ヤイバーを削りだすことは出来るだろうけど、スイカの形状を保ったまま中身で造形するのは無理かろう。 そのスイカって食べても大丈夫なんだろうか? 怪盗キッドって劇中でも光彦が言ってるように宝石しか狙わないのに、なんでキッドキラー狙いで毛利小五郎なんか雇うんだろう? 毛利小五郎に声を掛けた時点ではキッドが来るって知らないハズだよね? まぁ、怪盗キッドが狙うビッグジュエルって月にかざす必要があるから、『名探偵コナン』世界初登場時に透けない黒真珠を狙った時点でイレギュラーなんだけど(理由あったような気もするけど?)。 国際線のジェット機の荷物庫なんて温度とか気圧とかヤバそうだけど、あんなノーマルな格好でキツくないのだろうか? 何処が爆発したのかわからん・・・。 旅客機ってエンジン1機でも残ってれば飛べるって聞いたことあるんだけど、あんな大事故直前になるもんなんだろうか。 怪盗キッドは芸術方面にも造詣が深いから、あんな場所に古い絵画を放置するワケがないのでは。 で、あの怪盗キッドが本物である確証もない(今までのことを考えれば偽物の確率の方が高い)し、現時点で実際に死んだ人間はいないのに殺人鬼にしたがるアイツは怪しすぎる。 ちなみにキッドと新一の顔が似てるネタは本編を読んでる人なら察しが付くよね。 そしていま話題の損保ジャパン! コレ、時期によっては劇場公開出来なかったかもしれないね。 東郷青児美術館って、あんなベタベタとガラスに触っても大丈夫な美術館なの? 『ラ・ベルスーズ』の話はもっと説明が欲しいところ。 映画なら勝手に流れていくので「そういうものか」で済ませられるけど、漫画だと自分のペースで物語が進められちゃうからね。 気になって展開のテンポが悪くなる。 子供向けであることを考えると注釈が欲しいところ。 ペットボトルの水位が上がるほどの気圧なら体調に変化起こりそうだし、そもそもペットボトルが凹むのでは。 --- 《 メモ 》 「ラ・ベルスーズの左(最初の模写)」: 簡単に調べてみた。 ゴッホが弟のテオへ宛てた手紙の中で「子守女」を描いた『ラ・ベルスーズ』という作品の飾り方について言及している。 その内容は三幅対の祭壇画として「『ラ・ベルスーズ』の両翼に黄色の絵を飾る」というもの。 手紙では『ひまわり』と明示はされていないけど、手紙に描かれたスケッチと「黄色」から、たぶん『ひまわり』なんじゃね?と言われている。 『ひまわり』は 1枚目と2枚目 3枚目と7枚目 4枚目と5枚目と6枚目 が同じ構図で、手紙のスケッチを参考にすると左側は4~6枚目の構図に似てなくもない。 で、この3枚は 4枚目が「オリジナル」 5枚目が「最初の模写」 6枚目が「2番目の模写」 となるため、「最初の模写」である5番目の『ひまわり』がキッドの狙い、とのこと。 ただ、じゃあ右側は言うほど3枚目と7枚目か?と言われると・・・自分にはそうは見えないんだよなぁ。 ちなみに2枚目が日本で焼失してたり、5枚目が損保ジャパン東郷青児美術館に収蔵されてるのは史実みたい。
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