君はなぜ、苦しいのか の商品レビュー
興味があったところ(4章まで)だけを読みました。 この本を読もうと思った理由は、富の格差が生じ貧困がうまれた社会的背景・経緯を知りたいと思ったからです。 その答えがわかりやすく書かれていて、非常に勉強になりました。 1970年代の日本では、一億総中流と呼ばれるように、多くの個...
興味があったところ(4章まで)だけを読みました。 この本を読もうと思った理由は、富の格差が生じ貧困がうまれた社会的背景・経緯を知りたいと思ったからです。 その答えがわかりやすく書かれていて、非常に勉強になりました。 1970年代の日本では、一億総中流と呼ばれるように、多くの個人商店があった影響で、富裕層と貧困層の差は大きくなかったようです。 しかしながら、1990年代に入るとすぐさまバブル崩壊、さらに2000年代にはグローバル化と情報化により拍車がかかり、結果、富裕層と貧困層の格差が大幅に広がったようです。 なんだか、社会科の授業の復習をしているようで、読んでいてとても楽しかったです。 この本には、他にも依存性や児童虐待の問題についても書かれており、とてもためになりました。
Posted by
先輩から借りた本。 大型スーパーの誕生によって 商店街が生きづらくなっていること。 許されてきた秩序が変わり、ハードルが上がっていること。 いじめは起きて当たり前のもの。 なぜいじめが起きるのかは、「人間は集団で生きていく習性があり、その集団の足手まといとなるものは省かれよう...
先輩から借りた本。 大型スーパーの誕生によって 商店街が生きづらくなっていること。 許されてきた秩序が変わり、ハードルが上がっていること。 いじめは起きて当たり前のもの。 なぜいじめが起きるのかは、「人間は集団で生きていく習性があり、その集団の足手まといとなるものは省かれようとするからである」
Posted by
子どもを取り巻く、いや日本を取り巻く諸社会学の入門としてとても分かりやすく読みやすい一冊。タイトル通り苦しさや生きづらさを覚える人は一度手に取ってみると、自分を「俯瞰して見ることができ」、何かのヒントが得られるかも。様々な問題について多面的に、しかし一貫して理解しやすく綴られてい...
子どもを取り巻く、いや日本を取り巻く諸社会学の入門としてとても分かりやすく読みやすい一冊。タイトル通り苦しさや生きづらさを覚える人は一度手に取ってみると、自分を「俯瞰して見ることができ」、何かのヒントが得られるかも。様々な問題について多面的に、しかし一貫して理解しやすく綴られている。 中高生はもちろん、社会を作る大人たち一人ひとりが、書かれていることをまずしっかり認識することが大切だと感じた。
Posted by
★★★★ 今月3冊目。 素晴らしい本でした。先進国38カ国で日本の子供の幸福度は37位らしい。 そこから貧困、虐待、いじめ、マイノリティなどの視点から子供が受けるストレスなどを考察。 中高生に向けて書いてある視点だが、親が読め
Posted by
本書は、子供の生き辛さを中心として社会のグローバル化、格差、多様性が語られている。 具体的には社会のグローバル化が、旧来の社会システムを根本から変え、格差社会に伴う貧困が不貧困を再生産し、社会から脱落した子供が不登校になる。旧来の社会システムは、弱者や社会ののセーフティーネッ...
本書は、子供の生き辛さを中心として社会のグローバル化、格差、多様性が語られている。 具体的には社会のグローバル化が、旧来の社会システムを根本から変え、格差社会に伴う貧困が不貧困を再生産し、社会から脱落した子供が不登校になる。旧来の社会システムは、弱者や社会ののセーフティーネットにもなりえていたが、旧来型システムが破壊され、受け皿になりえなくなったことなどが書かれている。これらは今までに語られていることであり、特段新しい話や目から鱗の知識は得られなかった。 しかし不良が減って不登校が増えたなど、部分的に知っていた知識や肌感覚で分かっていたことが、統計やロジックを用いて具体的に説明されており可視化され、エビデンスを持って理解できた。
Posted by
図書館新刊より。 不登校を後押ししてくれる本は結構ある。 読んでみて「一度クラスから離れて考えてみることも必要なのかな」とも思う。 ただ、そのあとの人生については、不安が残る。 不登校だったけど大人になってからは生活していけているという人は、とてもラッキーだったのではと思う。...
図書館新刊より。 不登校を後押ししてくれる本は結構ある。 読んでみて「一度クラスから離れて考えてみることも必要なのかな」とも思う。 ただ、そのあとの人生については、不安が残る。 不登校だったけど大人になってからは生活していけているという人は、とてもラッキーだったのではと思う。 「たまたま受け入れ態勢が整っている地域にいた」とか。 人口数千~数万の自治体に、受け皿はあるのだろうか。 あったとしても、そのような情報は、公平に家族のもとに入ってくるのだろうか。 ホームページやSNSの情報発信程度だと、探すのが上手じゃないと見つけられない。 親が情報を得られない・都会に引っ越せないというのも、自己責任の世の中なのだろうか。 片田舎でこのような本を読むと、パラレルワールドの話みたいに感じる。 ただ、「当事者の経験というパワー」は納得。 使い道は限定的だけど。
Posted by
子供に呼びかけるような文体。大人が読んでも十分に参考になる。ヤングケアラー、児童虐待、不登校...。その背景と構造をわかりやすく解説してくれる。・・・一人では弱いはずのヒトが他の生き物に打ち勝ち頂点に立てたのは、群れることができたから。共同で知恵を出し合い過酷な自然に立ち向かう。...
子供に呼びかけるような文体。大人が読んでも十分に参考になる。ヤングケアラー、児童虐待、不登校...。その背景と構造をわかりやすく解説してくれる。・・・一人では弱いはずのヒトが他の生き物に打ち勝ち頂点に立てたのは、群れることができたから。共同で知恵を出し合い過酷な自然に立ち向かう。そこには秩序が必要となる。団結の乱れを排除するのは自己防衛のため。いじめは生存本能が生み出すこと。食欲・性欲・睡眠欲。欲求を理性で制御することで文明は成り立ってきた。咎めるのは唯一の方法ではない。いじめもきっと撲滅できると信じたい
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
石井氏が子ども向けに書いた本。 当然大人が読んでも理解し易く核心の部分が頭に残って良書たと思う。 いじめとその隠蔽体質に関してはかなりショック。 保身のために子どもを切り捨てる大人か一定数いるんだね。 しかも社会的に立場が上の人達が・・・。
Posted by
貧困と格差、親による虐待、不登校、いじめ……。子供が直面する困難の正体を見極め、マイナスをプラスに変える処方箋を提案する。
Posted by
- 1
