3分で読める！ティータイムに読むおやつの物語 の商品レビュー

アンソロジー(著者),海堂尊(著者),新川帆立(著者),柏てん(著者),高橋由太(著者),辻堂ゆめ(著者),『このミステリーがすごい！』編集部(編者)

2024/08/22

おやつやティータイムをテーマにした短編集。
「おかしなお菓子屋さん」「ケーキにピアス」が自分好みの作品。
お菓子同様に甘い話があったりほろ苦い話があったりと、様々な作風の話を一冊で楽しめるのは短編集の醍醐味だと思う。

2024/05/16

全作品、私は読むのがお初の
作家さんばかりで
先入観無しの感想です！

お気に入りストーリー（順不同）

【交わらないミルフィーユ】
作家さんが男性とは！と驚いた作品です。
そぉ、くるかぁ～！という展開で起承転結が
あり読了後は清々しい気分＆食べたい欲が、たまりませんでした。
～干柿とバタークリームのミルフィーユ
交わらないけど重なり合うミルフィーユのような関係！～素敵な例えだわぁ～と。
この本の中で１番食べたいお菓子です。

【コーヒーが飲めない僕だけど】
先輩との関係が少しのキッカケで
居心地が変わるシーンとか
分かる分かる！と思いました。
余談になりますが…
最近、遅ればせながら
韓国ドラマの名作｢ミセン｣を見終えまして
今回の｢コーヒーが飲めない僕だけど｣
私の【勝手に妄想ドラマ化】で
主演はミセンの彼、イムシワン君に
是非ともお願いしたいです。

【祝　福】
こちらも【勝手に妄想ドラマ化】
決定作品です。
ケーキの表現も素晴らしかった！
チョコとベリー系の組合せ大好きです！
友井　羊さん、初めて読みましたが
他の作品も是非読んでみたくなりました！
妄想ドラマ化でのキャスティング…
友人にも読んでもらいケーキ食べながら
話し込みたくなりました！

【記憶のスコーン】
とにかく婆ちゃんが、ほぼラストに近いシーンで爺ちゃんへの思いを語るとこで涙。

次もスコーン話し続きますが…

【おひとりさまのアフタヌーンティー】
読んでいると物語のホテルのシーンが
頭の中に浮かびました。
状況が分かりやすかった！
まさに、本の中のシチュエーションで
こちらの本｢3分で読める…｣を
読みつつスコーンと紅茶にパクつくのも
有りですね！…いや…贅沢なので意識をケーキに全集中にしなくては！
スコーンは、最近食べてないので
本のように、たっぷりのクロテッドクリームを付けて食べたくなりました。

【祝日菜】
祝日菜～この言葉は、そーいう意味だと初めて知りました。知らない人が多いかと！？
もし自分がコンビニで働いてたら、おやつの人みたいな人、毎日来て欲しいです。

おやつにまつわるストーリーでも
色んなジャンルで読めるので
読み応えありました。

2024/04/17

デザートバイキング行きたくなった。。。

「このミステリーがすごい！」編集部のおやつをメインとしたショートストーリー集！
新川帆立さん、海道尊さん、一色さゆりさんなど有名作家さんたちが集結。

好きなおはなし↓
『祝日菜』林由美子さん
コンビニで働く主人公にいつもおやつをくれる「おやつの人」。

『スコーンは二つに割って』黒崎リクさん
スコーンの食べ方から何から何まで意見が食い違う夫婦。

『祥子のショートケーキ』八木圭一さん
ケーキに執着を燃やす女の子。

３分で読めるので移動中に最適でした！

2024/03/18

私のお気に入りのエピソードは、『父と土曜日のあんこ』、『丁寧でない生活』、『ケーキにピアス』、『祝日菜』、『最果て商店街　茶ぶち猫とホットケーキ』、『スコーンは二つに割って』、『G's talk』であり、何度でも読み返したくなります。

2024/02/24

3分もあれば読み終わることができる、短いストーリーがたくさん詰まった一冊。
好みはいろいろあるのでこの話が好き、苦手は人それぞれだと思うけれど日常で忙しくて長編を読むには時間がないという方にもピッタリだなと思います。
個人的には海堂尊さんによるバチスタシリーズの面々が出てくるお話がなんだか実家に戻ったような新鮮な感じがして嬉しかったのと、城山真一さんの「はかりことようなし」がお気に入りです。

2024/01/29

バラエティ豊かなショートショートが読めることで定評のあるシリーズ。
おやつの描写が上手すぎる。
特にガトーショコラとアフタヌーン・ティーが美味しそうで食べたくなった。
物語なら『父と土曜日のあんこ』『丁寧でない生活』『祝日菜』が好きだったなあ。

2023/12/23

果たして３分で読めるかと思うと少し難しい話も多いが、電車移動中にはぴったりだった。

【印象に残った話】

▪️祝福
正直怖すぎ…。
これから事件が起こる匂いがプンプンした。

▪️おひとりさまのアフタヌーン・ティー
主人公に幸あれ。なにもかも忘れて至福のティータイムを過ごして欲しい。ホテルのアフタヌーンティーセットて、めちゃくちゃ高いけど、サービス税の他に空間税もあるから贅沢なんだよね。
私もお高い老舗ホテルとかで食べみたい。

▪️丁寧でない暮らし
騙された～！描写や会話で完全に誤解させられた！
これから二人はどうなるのだろう…。

▪️ケーキにピアス
結論的にはいいお話だったし、あくまでもフィクションなんだけど、潔癖症の私は受け入れられない気持ちで読んだ。
他人が着けてたピアスが入ったケーキなんて絶対食べれない。

▪️饅頭一つは災いのもと
落ちが完璧。企みは必ずしも成功しないな。

▪️祝日菜
最初はほんわかした恋愛かなと思ったけど、だんだん怖くなってきて最後は　ええ！こっちも！？と驚かされた。
こんな短編なのにジェットコースター気分。

▪️Gs talk
これにもまた騙されたー！
なんか不思議な物語を読んだ気分。

2023/08/08

タイトル通りさくっと読める物語。
いろんな作家さんの作品が読めるので、良く読む作家さんが出てくるとおっ！となる。
おやつが主ではなくても何かしらおやつが出てくる短編集。おやつが食べたくなります

2023/07/22

おやつがテーマのショートショート。
3分くらいで確かに読めて、隙間時間の読書にぴったり。
バラエティに富んだ25作で、どれも面白かった。
美味しそうなおやつがたくさん登場するので、読みながら何かつまみたくなってしまうかも。

2023/07/08

面白い話がたくさん
スコーンにまつわる話が多くて
食べたくなった。
アンソロジーは
場面とか人物設定を
話ごとに切り替えやなあかんから
それがちょっとしんどい。