母の味、だいたい伝授 の商品レビュー
阿川さんの食に対する探求心と愛が凄い。 これにこれを入れたたら美味しいかな。これはこう調理したら美味しいかな。 阿川さんの料理はその繰り返しだ。 単純に羨ましいと思った。料理に対して食に対してここまで自分の気持ちに素直にいれるのは楽しいだろうなあ。 逆で、料理をしていると阿川さん...
阿川さんの食に対する探求心と愛が凄い。 これにこれを入れたたら美味しいかな。これはこう調理したら美味しいかな。 阿川さんの料理はその繰り返しだ。 単純に羨ましいと思った。料理に対して食に対してここまで自分の気持ちに素直にいれるのは楽しいだろうなあ。 逆で、料理をしていると阿川さんは自分自身をだせるのかもしれない。 思い出の味も、今までで一番好きな料理もここまで正確に思い出せるだろうか。 阿川さんの思い出の料理。感化されて台所に立ちたくなった。
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あのー、図書館でレシピ本の中に埋まってましたけど?の一冊。本書はお料理の本ではありません。お料理にまつわる阿川佐和子さんのエッセイです。でも、レシピ本の中に埋まっていなければ絶対手に取らなかった一冊でもあります。こういう不思議な出会いがあるから図書館や本屋さんて好きです。さて、内...
あのー、図書館でレシピ本の中に埋まってましたけど?の一冊。本書はお料理の本ではありません。お料理にまつわる阿川佐和子さんのエッセイです。でも、レシピ本の中に埋まっていなければ絶対手に取らなかった一冊でもあります。こういう不思議な出会いがあるから図書館や本屋さんて好きです。さて、内容は、おいしそうな話や丁寧な手仕事の話がたくさんで素敵でした。ただ、ちょっとわたしには遠すぎる話で共感は少なかったので星が減りました。 ■牡蠣のエピソードにじゅるり。 いやぁ、牡蠣って本当においしいですよね。わたしも大好きです。でも、子供の頃に1回あたったことがあってから、生ガキは流石に食べたことがありません。専門家がいうには、カキフライでも、ヒダヒダの部分は加熱が不十分なことがあり、当たる可能性はあるとのこと。そのくらい手強い牡蠣ですが、阿川さんはあたりながらも「おいしいから」ということでかなりレアな(珍しいと生の意味で)牡蠣を頂いています。広島から直伝の牡蠣の出汁茶漬けは大変興味をもちました。でも、やっぱりあたるのは怖い。 ■阿川さん流カレー 親戚一同が絶賛したカレーのエピソード。カレーは材料を入れればいれるほど美味しくなるってどういうこと?トムヤムスープの素を入れるという発想はありませんでした。さらにだいぶ前に冷凍しておいたカレーのあまりをいれるなんて、、全くついていけませんでした。カレーの奥深さというところなんでしょうか。 ■阿川さん父の横暴さ 話の節々にでてくるエピソードに、さぞご苦労されたことと思いました。わたしだったら、施設に入れたところで縁切りにするかもしれません。でも、縁切りしなかったのは、書いていないところでいい面もあったんでしょうね。ただ、最期まで人が作ってくれた料理にケチつけるって・・・。
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おもしろい文章だった。 人物やお店、レシピなど気になりすぎてスマホに保存しながら読んだ。 『ブータン』以来の阿川さん作品でしたがやっぱり安定しておもしろい。人気なだけある。 これ読んでると自炊モチベ上がりまくって、塩こうじ液とか買っちゃった。出汁のモヤモヤも根菜の葉っぱのモヤモヤ...
おもしろい文章だった。 人物やお店、レシピなど気になりすぎてスマホに保存しながら読んだ。 『ブータン』以来の阿川さん作品でしたがやっぱり安定しておもしろい。人気なだけある。 これ読んでると自炊モチベ上がりまくって、塩こうじ液とか買っちゃった。出汁のモヤモヤも根菜の葉っぱのモヤモヤも解決!!できてよかった。 ペットボトルいわし!やります!!
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阿川さんのエッセイの中では、かなり面白い。阿川家は、かなりのグルメらしい。「結婚してから、朝から晩まで献立について考えている。」という所は、共感する。
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私の知らない料理がいろいろ出てきました。やはり作家さんはお金があるようで、おいしいものをいっぱい食べていたようです。阿川さん、それはとても幸せなことだと思います。かなり大変なお父さんだったようですが、食の想い出がいっぱいありましたね。
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食にまつわるエッセイ。 牡蠣の2編、並々ならぬ食の貪欲さが伝わります(笑) 牡蠣好きだけど、あたらないか心配しながら、体調を気にしながら食している小心者の私とは格段の差が・・・ 今までのエッセイとの違いは、旦那様が出てくるところ。 微笑ましい気もしますが、いつまでも独身のまま...
食にまつわるエッセイ。 牡蠣の2編、並々ならぬ食の貪欲さが伝わります(笑) 牡蠣好きだけど、あたらないか心配しながら、体調を気にしながら食している小心者の私とは格段の差が・・・ 今までのエッセイとの違いは、旦那様が出てくるところ。 微笑ましい気もしますが、いつまでも独身のままの阿川節が好きだったなぁ
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