九十歳、イキのいい毎日 の商品レビュー
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宇野千代「90歳、イキのいい毎日」、2023.3発行。暮しの中の私(83~90歳)、愉しい好きなことだけを(90~97歳)、私の文章作法、私の発明料理の4つの章立て。名文の数々:①生きていくことが上手な人は、何よりも快活な人である。生きていくことが上手な人で、それで陰気な人、というのを私は見たことがない ②健康に良いと言われることをすぐやってみる ③年を取ると欲望が整理され単純化される ④よい文章というものは、見ただけでさっと眼の中へはいるようなものである ⑤文章を書くコツは、さらりとした気持で書くこと
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読めば元気になれる本。特に「私の発明料理」は楽しかった。豚肉の入ったお鮨など、名前を見たときはぎょっとしたが、読んでみると実に美味しそう。そのうちやってみようかな。 表紙の着物は富士山だろうか。同じ柄が続いているから、波のようにも見えるが、こういう大胆な柄を着こなせるのは本当にす...
読めば元気になれる本。特に「私の発明料理」は楽しかった。豚肉の入ったお鮨など、名前を見たときはぎょっとしたが、読んでみると実に美味しそう。そのうちやってみようかな。 表紙の着物は富士山だろうか。同じ柄が続いているから、波のようにも見えるが、こういう大胆な柄を着こなせるのは本当にすごい。 巻末には瀬戸内寂聴さんの弔辞が収録されている。寂聴さんももう亡くなっているのだなあとしみじみ。
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陽気は美徳、陰気は悪徳を信条に九十八歳の天寿を全うした著者。最晩年のイキのいい毎日を綴った名随筆を精選。「私の文章作法」「私の発明料理」収録。
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