世界警察(4) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
平和であることの大切さを、もう一度考えながら読了しました 今、現実の世界はこうなっているけれどもリアルの2099年の世界は、世界連邦とはならなくても、戦争がない世界になっていてもらいたい(厳しそうですが) 今から75年前の世の中と2024年の今、そして75年後の2099年の世の中 当たり前だけど地続きになっているから、少しずつでも未来が良くなるように、と思います 387ページ、冬馬が一人でカリブ海に乗り込んだところで、、元気玉?
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シリーズ完結編。 一柳美結シリーズから続く「世界警察」も4作目。 理想社会を作り上げたはずが、反乱分子により、世界各地で再び戦争が始まろうとしていた。 それを止めるのは、世界に誇る「ケーシチョー」にシードル使いである吉岡を始めとする3名の刑事たち。 果たして、彼らは世界大戦を止め...
シリーズ完結編。 一柳美結シリーズから続く「世界警察」も4作目。 理想社会を作り上げたはずが、反乱分子により、世界各地で再び戦争が始まろうとしていた。 それを止めるのは、世界に誇る「ケーシチョー」にシードル使いである吉岡を始めとする3名の刑事たち。 果たして、彼らは世界大戦を止めることが出来るのか・・・ ここまで書くと、壮大な物語に思えるが、この作者さんあるあるの最後に来て、意味のない解釈の羅列。 緊迫した状態なのに、肝心の主人公の一人である吉岡が登場するのは100ページ過ぎ。 そこまでは延々と「トゥルバドール」や吉岡の祖父が生きていた時代の話が描かれる。 今回のキーとなるシードルを編み出した吉岡の祖父の存在は大きいのかもしれないが、クライマックスでこの引っ張り方は説得力がない。 あらゆるところに危機が迫っているのに、一か所に集まり、過去の映像を見る。 他にやることがあるだろう・・・と思ってしまう。 結局その場所も敵に狙われ、ミサイル攻撃を受けるのだが、そこからがやっと本来の話が始まる感じ。 ラストも「え?ここで終わり?」と言う終わり方で、結局何を伝える為の作品だったのかが、全然分からないままだった。 せっかく他の人には書けないような警察小説が書ける作者さんなのに、作品を出すごとに、思想傾向が強くなってしまい、何だか勿体ない気がする。
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ついに明かされる世界連邦成立の真相と、シールドの正体。史上最大の戦争を止めるため、刑事たちは戦場へ向かう。シリーズ堂々完結!〈解説〉松井ゆかり
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