ワケあり男装令嬢、ライバルから求婚される(下) の商品レビュー
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ミュリーヌ王女が怖すぎた。 いくら何でもやりすぎだろうという。 驚いたと言えば、チキンの正体にもだが。 ただの黒雀ではないとは思っていたが、まさか某有名存在だったとは。 リオニーの身バレに繋がるためお留守番の多いチキンだったけど、今回は活躍の場があってよかった。 花と手紙の件は予想以上に重い話だったのにも驚いた。 元凶は公爵だな……ただ彼にも同情の余地はあった。 それにアドルフの性格の素地は間違いなく公爵譲りだし。 厄介な血筋である。 ミュリーヌ王女の横槍のせいで物騒な展開にもなったが、終わってみればリオニーは結構あっさり落ちたなあという印象。 男装の件がアドルフにばれても、学園にばれても、大ごとにはならなかったし。 前者の場合は、そもそもそれどころではなかった展開も大きかったが。 流れで女人禁制だった学園が女性にも開かれるなんて、ちょっと出来すぎた展開にもなりつつ大団円。 ここからは溺愛ルートになっていくのだろう。 恋心を自覚したけど身を引いた某キャラには同情しつつ、二人の幸せを願って。
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この作者さんの作品は、安心して読んでいられる。テンプレで本当に王道の男装ものだけど、好き。多分、あと何回かは読むのだろうと、自分で思う。
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アドルフへの恋心を認識したリオニー。彼との結婚を素直に認めようとするものの、依然として彼が薔薇の花束と恋文を贈る相手については情報が得られないままだった。 悶々とする日々を過ごしていたリオニーだったが、ある日無理が祟って倒れてしまい、学校生活最大の正体バレのピンチに見舞われて...
アドルフへの恋心を認識したリオニー。彼との結婚を素直に認めようとするものの、依然として彼が薔薇の花束と恋文を贈る相手については情報が得られないままだった。 悶々とする日々を過ごしていたリオニーだったが、ある日無理が祟って倒れてしまい、学校生活最大の正体バレのピンチに見舞われてしまう。更には、アドルフの情報を嗅ぎ回る怪しい奴らに捕まってしまい――!? 果たしてリオニーは無事に幸せな結婚ができるのか。溺愛ラブストーリー、完結! ■書籍版には、書き下ろし番外編「愛妻に懸想するアドルフ」を収録!
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