ふれあいサンドイッチ の商品レビュー

谷瑞恵(著者)

2024/08/16

どうやら装丁が好みらしい、というのは作者さんに失礼かもしれないけど、つい手に取ってしまった本が同じ作者３冊目。出てくるサンドイッチがどれも美味しそうで、登場人物も皆いい人で、なんだけど、私には少しだけ物足りない。嫌いではないし、三部作なら最初から読みたいと思える本だけど、もうひと味ほしいなとも思ってしまった。

2024/07/21

どのサンドイッチもおいしそう。
かつおぶしトースト、食べてみたい！
　5.マダムとマッシュで
「〜あなたの料理は、あなたの歴史なんですから。あなたを育ててきた、大切なものが根っこにあるはずなんです。」と笹ちゃんが彼女に言ってる場面で、ハッとしました。
実家を出てひとり暮らしし始めた頃、今まで家庭科の授業以外料理したことがなかった私は、自分の記憶を頼りに母や祖母が作ってくれた料理を食べたくて自分で作って食べていました。母や祖母に調味料の分量や火加減などを聞くと、必ず”適当だよ“の返答でした。
「適当が1番困る〜」と嘆いていた頃を思い出しました。私も自分の料理レシビ聞かれて”適当“と答えられる時がくるかしら？
料理って深い。
　住んでる地域にサンドイッチ屋さんがありますが、改装移転されてから一度も行ってないので、行って見ようと思いました。
なんか新しい発見と出会いがあるかも。

2024/05/29

食パンをおいしく食べてみたくなった。
こういう心が暖まる本を読むたびに、落ち着くこぢんまりとした喫茶店のような、行きつけの場所が自分にも見つかったらいいなあと思う。

蕗ちゃんの恋愛の今後もとってもたのしみ。ふわふわする感じ。優しい。

2024/05/26

シリーズ３作目。
ゆっくりゆったりと優しい気持ちになれる本。
ねこまんま。。お味噌汁とご飯・カツオブシをご飯にのせて、お醤油ちょっとの両方の食べ方が好きだけど、トーストにカツオブシは思いつかなかった！
そして、この本を読むとサンドイッチが食べたくなる。
クロックムッシュおいしそうだったなあ。
ちなみに、卵のせたらクロックマダムに名前が変わるの初めて知った。

2024/05/04

健康診断前のプチ食事制限中に読んではいけない本だった…サンドイッチ食べたすぎる…

しかも！！カツサンド！！クロックムッシュ！！
むふぅ！！美味しそう！！！

とりあえず今度キャロットラペのサンドイッチ作ろうと思ってレシピ調べました。わくわく。

姉妹の恋ものんびり熟成・発酵しているようで何より。シリーズものは、その本の中のストーリーの流れとは別に、シリーズを通してのゆっくりした時間軸での人間関係の流れがあるからいいですよね。楽しみ2倍です。

まだ続編続きそうで嬉しい。のんびり待ちたいと思います。

2024/02/11

シリーズ第三弾。笹ちゃん、蕗ちゃん姉妹のサンドイッチ専門店『ピクニック・バスケット』には今回も色々なお客様がやって来ました。

いつものように謎解きも楽しいけれど、やっぱり出てくるサンドイッチが美味しそう。時々無性に食べたくなるアジフライ。それがサンドイッチになるとは思いつかなかった。そしてクロックムッシュにクロックマダム。クロックムッシュは聞いたことあるけど、マダムもあるとは。極めつけはパンシュープリーズ。パーティーとか出てきたら皆喜びそう。

蕗ちゃんと一斤王子のこれからも見届けたいので続編を待ちたいです

2024/01/20

お客さんの人間ドラマをサンドイッチを通して解決していく、ほのぼの推理小説。
いろんな人がいるし、それぞれの人生物語を歩んでいる。
私も私で、いいんだよな。
これを読んでいると、サンドイッチが食べたくなってきちゃう。
ヒレカツサンドが食べたい。
私が今欲している栄養素は、それなんだろうな。

2023/11/24

三作目。
お腹がすいてるときに読んだからか、すごーくサンドイッチが食べたくなった。卵焼きのタマゴサンド、トンカツサンド、アジフライサンド！

姉妹と常連客のやり取りににんまりし、新しいお客さんの謎に唸り、楽しい時間だった。コーヒーとサンドイッチがあれば最高なんだけど。
蕗ちゃんの恋の行方含め、もう少しシリーズが続くのかな？楽しみ。

2023/11/14

やっと図書館から届いたシリーズ第三弾！

ちょっとニンマリしながらの読了。
個人的に｢驚きのパン｣が一番好きでした。
｢ハートがつなぐ｣も良かったなぁ。
どちらも身近にありそうなストーリーなのがいい。

このシリーズは読んでてほっとするし、一風変わったサンドイッチもおもしろい。
恋心を抱いているぎこちない二人の恋模様も微笑ましい。やきもきしたりキュンとしたり。
こういう感覚懐かしいなぁ。

食べ物小説は食欲が刺激されるけど、今回も無性にサンドイッチが食べたくなりました。

2023/11/11

一気読み！もうすでに続編が待ち遠しい！
「あなたの料理は、あなたの歴史。あなたを育ててきた大切なものが根っこにあるはず」
「ほんとうにおいしいものは記憶の中にではなく、大切な人と囲むテーブルにある」
「誰でもこだわりはあるやろし、譲れないこともあるけど、肝心なのは、お互いを思いやれるかどうかやな」
今作もハッとされらる言葉が盛りだくさん！
忘れがちな大切なことを思い出させてくれる。
ごちそうさまでした！