そのひと皿にめぐりあうとき の商品レビュー
戦後の日本と、現代の日本の両方の話で進んでいく。 どうリンクしていくのかとワクワクして読んだが、リンクはいまいち。単に2つの話として読んだ方が良いくらい。 戦後の混乱期の生活がわかりやすく勉強になる。
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最後の最後で、あーこう繋がるのね!って感じで面白かった。コロナ禍の状況の描写もリアルで良かった。ただ私の好みのジャンルではないのでこの評価⭐️2
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終戦直後を生きる滋と現代のコロナ禍を生きる駿。ともに17歳の人生が交互に語られていく。戦争の影響が色濃く残り、生きていくので精一杯の日々のなかでの出会いから商売を始める滋。コロナ禍で不自由ななか居場所を見つけられず悩む駿。時代は全く違うし、悩みも違う。でも人と関わって変化していく...
終戦直後を生きる滋と現代のコロナ禍を生きる駿。ともに17歳の人生が交互に語られていく。戦争の影響が色濃く残り、生きていくので精一杯の日々のなかでの出会いから商売を始める滋。コロナ禍で不自由ななか居場所を見つけられず悩む駿。時代は全く違うし、悩みも違う。でも人と関わって変化していくのは同じでどちらの時代もとても面白く読める。時代が違う二人がどうやって交錯するのか。その瞬間に人生とか時間とかの不思議さに思いを馳せる。 本書の解説は北上次郎さん。一月にお亡くなりになり、恐らく最後の解説が本書のだそう。亡くなるひと月前に書かれたらしいけれどいつもの北上さんの文章でそんなことは全く感じない。北上さんを通して知った作家、作品は数えきれないほどでこれからもその影響を受けて本を選び読んでいくと思う。 解説の後に著者の福澤さんの北上さんへの追悼文にもぐっとくる。
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次々と起こる出来事に心が痛くなるが、読んでよかった。 素敵な結末がグッと来ました。 今だからそこ読みたい1冊。
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