警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 米沢ベニバナ殺人事件 の商品レビュー

鳴神響一(著者)

2024/06/29

シリーズごとにラストの恋愛展開が雑になってる気もする、、、。無理に（逆）マドンナ設定盛り込まなくてもいいのでは、、、。

一番好きなのは主人公が東京の後輩に料理自慢するところ。美味しそうなところが伝わるし、後輩の悔しそうな反応も絶妙。

でも、いただけないのが女性同士の会話で謎の同調性による距離の縮め方を見せる時。正直気持ち悪い。レズビアンって言われた方がしっくりくる。さっき泣いたかと思えば、いきなり仲良くなってお風呂まで一緒に行こうなんてならんよ。

職質を受けて威圧的な態度を諌めるくだりや、事件解決後に警察幹部を弾劾する流れも、だんだん飽きてきた。

旅先の情景描写がすごく巧みなので、旅行本としては秀逸。

2024/04/07

シリーズ第三弾
旅をしている時に感じる空気感だったり、そこに広がる景色を私が実際に行ったことがない所でも体感させてくれるのは文才がある作家さんだからこそ。旅先での美味しそうな料理も食べたぁーい！って毎回なる！もちろんミステリーとしても面白いです！

2023/08/13

ノマド調査官シリーズ第3弾。

今回は山形県の米沢です。一度行ったことあるけれど、こんなにしみじみと旅はしてないです。真冬さんはお仕事ですが。
温泉旅館と料理はやはりいいですね。

展開はお馴染みな感じなので安心して読めます。米沢城跡の内堀で発見された撲殺体の捜査を巡る内偵です。

次回はどこを旅するのでしょうか。楽しみです。

2023/03/29

順調に南下してますが、まさか47都道府県制覇する気では。
観光名所や郷土料理の紹介があって温泉があってなので、やはりサスペンスドラマのフォーマットを意識しているような気がします。あと今回読んで思いましたが、寅さんに通ずるものもありますね。主人公が地方に赴いて、トラブルを解決して、惚れてフラれて帰る。王道ですね。

2023/03/19

紀行文的ミステリーシリーズ第3弾

この本の紹介文で「上杉の里」って書いてあったから、私はてっきり真田夏希に出てくる上杉のことかと思ってしまいました

今回も、米沢牛と温泉。米沢を旅したくなるような内容がたっぷり

クライマックスも快感でした！