野心と軽蔑 の商品レビュー
タイトルのアンバランスさと、表紙写真、主人公の日本人離れした顔立ちに 惹かれて、手に取った本。 電力王と呼ばれた主人公、福澤桃介。明治元年に生まれ、江戸から明治に日本が大変革を果たす時期に、いち早く 電気の重要さに気づき、その普及に一生を注いだ福澤桃介。 本人が著した自叙伝を...
タイトルのアンバランスさと、表紙写真、主人公の日本人離れした顔立ちに 惹かれて、手に取った本。 電力王と呼ばれた主人公、福澤桃介。明治元年に生まれ、江戸から明治に日本が大変革を果たす時期に、いち早く 電気の重要さに気づき、その普及に一生を注いだ福澤桃介。 本人が著した自叙伝をベースに、投資セミナーの講演という体を取りながら、明治大正昭和と生き抜いた福沢桃介の生き様を著している。 自分が金持ちになることを夢見て過ごした青春時代、そこから福沢諭吉の恩寵を得てアメリカに渡り、その発展の凄さに驚く。そして日本に戻り、会社員として生活。病を得て療養中に株式投資で一財産を作り、その財産を基に 色々な会社に出資、最終的に電気業界の発展に務める。 生き方が利己的から利他的に変わり、他人を喜ばすことで自らも喜べるという悟りの境地にたどり着く。これは明治だけでなく、現代にも 通じる生き方だろう。 非常に参考になるし、面白く、一気に読み切ってしまった。
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福沢桃介。本を読むまでは知らない人物ではあったけどその数奇な人生に翻弄された。貧乏人から大金持ち ある意味神様がそう言う運命を授けたのでしょう 歴史上の人物にはそう言う人が多い。そこからしてもう凡人とは違う。 素人には株は難しい。
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内容的には、断片を端折っている感じ。だけど、福澤桃介を一気に短時間で理解することが出来た。自分が、何をやりたいか、実現したいかを、自分自身が、よくわかっていることが大切。
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福沢桃介の生涯を描いた作品。相場で儲けた金を電力事業へ使い、人のために成りたいと思う姿が素晴らしい。最初に作った会社はダメだったが、復活し電力王へとなった。
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可愛がられる、好かれる典型的な人の自伝という感じ。 (学ぶ姿勢、自分の意見を言う、一途、味方も多いが敵も作る、仕事へ向き合う想い、目立ちたがり屋で頑張り屋、出世欲、気に入らない奴にも気に入られるように、軽薄であるが慎重、時が重なる、運がいいと思う、予期せぬところで評価を上げる、正...
可愛がられる、好かれる典型的な人の自伝という感じ。 (学ぶ姿勢、自分の意見を言う、一途、味方も多いが敵も作る、仕事へ向き合う想い、目立ちたがり屋で頑張り屋、出世欲、気に入らない奴にも気に入られるように、軽薄であるが慎重、時が重なる、運がいいと思う、予期せぬところで評価を上げる、正直に親切、気にしない、人の使い方にセンス、自分が一番偉いと、自分が一番幸福者だと)
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