パルウイルス の商品レビュー
帯に惹かれて購入し、読み終えました。 うーん、なんだか文章とかが外国作家みたいで、翻訳?って思いました。 人類を滅ぼすウイルスに対抗するため、温暖化防止しましょう… ちょっと短絡的すぎるかなぁ。 ラストで判明する宿主に関しては、失笑してしまいました…。
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コロナが落ち着いてきたアメリカで、ひょんなことからコロナよりも脅威のウイルスを見つけた主人公が、ウイルス感染拡大を防ぎながら、ウイルスの起源に迫っていくという冒険ものともいえる作品。 なぜ脅威のウイルスが発生したのか。 ページをめくる手をが止められないほどにグイグイ読み進めた...
コロナが落ち着いてきたアメリカで、ひょんなことからコロナよりも脅威のウイルスを見つけた主人公が、ウイルス感染拡大を防ぎながら、ウイルスの起源に迫っていくという冒険ものともいえる作品。 なぜ脅威のウイルスが発生したのか。 ページをめくる手をが止められないほどにグイグイ読み進めた作品。 作品を読んでいて思ったのは、コロナ禍で経済活動を止めてまでロックダウンしてコロナの感染拡大を抑え込んだ関係者の方々って、私が思っているよりも大変なことをやっていたんだなと思いました。 こういうウイルス感染の時にワンセットとなるのが、「経済活動の維持」だと思うのですが、これ、読んでいる側だからウイルスの脅威のほうが経済活動よりも大事やろって言えそうですが、実際こんなん起こったら、経済活動も大事やねんから、どうにかしろよと言いそうやなと思いました。 私も、中学校の理科だったか、食物連鎖の話の中で、イナゴの増殖グラフをみたときにある一定の量まで増えると、個体数が減ってバランスをとるみたいなことを学習したときに、人間も増え続ければいつか減るんじゃないかと思っていました。 その時思ったのは、人間が増えると作る食料も増やさなければならない。食料も限界がある。結果、人間は飢えるか食料の奪い合いで減ることはあるんじゃないかと思っていました。 しかし、今作品を読んでウイルスによる人間の減少あるいは滅亡がありうるという考え方も間違いじゃなく、むしろあり得るなと思うようになりました。 それくらいインパクトある内容です。 ただ、ウイルスとの戦いになっても人類は乗り越えられるのではないかという希望もあり、決して絶望だけがあるのではないとも思えました。 そういう展望もあり、コロナ禍で医療現場に携わった方々や感染拡大防止のために尽力された方々の大変さも伝わり、今読んで本当に良かったと思う作品です。
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地球温暖化の影響でシベリアの永久凍土が溶解、未知のウイルスが出現。コロナ禍において米疾病予防管理センターでコロナ対策に尽力していた遺伝子工学研究者カールが元同僚ジェニファーとともに事態を収束させようとする…。人類のおごりに警鐘を鳴らす作品. 500ページに迫る大作ではある。
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著者の本は結構読んでいるのだが、これはドキドキが少なかった。 シベリア永久凍土で発見された冷凍マンモスの体に潜む未知のウィルス。それを突き止めるべく奮闘する科学者。 その基本的な設定はSFでもままあるし、なによりも毒性は弱いものだったとはいえ、未知のウィルスを既に全国民が体験して...
著者の本は結構読んでいるのだが、これはドキドキが少なかった。 シベリア永久凍土で発見された冷凍マンモスの体に潜む未知のウィルス。それを突き止めるべく奮闘する科学者。 その基本的な設定はSFでもままあるし、なによりも毒性は弱いものだったとはいえ、未知のウィルスを既に全国民が体験してしまっている。このことが本の評価に影響した。 毒性の強い鳥インフルの人人感染が広まった時こそ、本当の危機がやってくると思うが、今回のコロナ騒動は事前演習となったのは良かったのかもしれない。
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