ダイダロス の商品レビュー

塩崎ツトム(著者)

2024/05/20

舞台は1973年のアマゾン奥地。ナチの残党を追って踏み込んだ二人のユダヤ人。さらに日系人の若者が、日本の敗戦を信じられずにブラジルの奥地に引きこもった日系人を取材するために同行する。戦後30年近く経っても、戦争を引きずって、ナチスの悪夢が再現される。一方で、自分が精霊なのか人間なのか不明なままにジャングルで生きる青年と家族の物語がある。冒険小説にSFとアニミズムの風味を加えた感じで、面白かった。故意かもしれないが、ところどころ年代が前後しているところがある。たとえば新型コロナのパンデミックの後でトランプ大統領が誕生したりしているところが気になった。

2023/07/29

こちらの知識が不足しているからなのか、あんまり理解できなかった。おもしろそうな感じで進むのだが、会話が説明的？で、いろいろな人が出てきて、なんだかよくわからないまま終わってしまった。

2023/04/21

前半1/3はなかなかよかったのだけど、中盤以降は設定、展開ともになんだか納得できないまま終わってしまった。