神無島のウラ の商品レビュー
12歳まで暮らした離島に、臨時教師として20年ぶりで戻った男。 当時と変わらない島の空気、子供たち、そしてガジュマルと神様。
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中学受験の国語の出題文。 ハラハラして読み進める。大人の想像力で読むとちょっと怖い。小学生には難しいと思われる。親の子どもへの振る舞いを考えさせられ、身につまされる。
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悲しいニュースが無くならないけど、子供たちは必死で生きている。大人は、大人であることに対し、気持ちがいっぱいになって、どうすることもできず、責任を放棄してしまう。そのほうが楽だから。 でも、後悔に苛まれ、前へ進めない。 最後に前へ進むことを決めた、大人と子供に幸あることを祈ります
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ウラはどこにでもいない だから子が親を捨てる道もあっていい 子供の虐待があまりに日常になってしまっている今、大人が真剣に取り組まないといけない問題
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重い!重いけど鹿児島弁がいい。 濃厚濃縮で重いけどあさのあつこ的な容赦ない現実を見ろな。久々に厳しめでした。子供が辛いのは本当にやきもきする
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故郷の神無島に教員として帰ってきた深津。島の学校に通うのは地元の子どもと、不登校や親の虐待など家庭の事情で「島留学」をしている子どもたち。 全校生徒十人ほどの学校で過ごす日々。厳しくも豊かな自然への畏怖。子どもを守ると言い伝えられる島の神・ウラの存在。そしてこの島での深津の過去。...
故郷の神無島に教員として帰ってきた深津。島の学校に通うのは地元の子どもと、不登校や親の虐待など家庭の事情で「島留学」をしている子どもたち。 全校生徒十人ほどの学校で過ごす日々。厳しくも豊かな自然への畏怖。子どもを守ると言い伝えられる島の神・ウラの存在。そしてこの島での深津の過去。子どもたちの交流と若手教師の再生を描く。 子どもは守られるべき。虐待とか暴力とか。こわい。近くの大人が頑張らないといけない。どうかどうか。
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関東で小学校の教員をしていた槙屋深津は、故郷である鹿児島県の神無島に帰ってきた。 週に二便しかないフェリーで鹿児島港から約十二時間、外食する店もない、外周十五キロほどの島だ。 十二歳で離れた島に二十年ぶりに戻ったのは、三年に満たない結婚生活にピリオドを打ち、島の小・中学校の臨時教諭になるためだ。 島に降り立った深津のあいさつに、伯父の返事はなかった。 深津とともに島を出た母が、伯父の家にいることだけを告げた。 学校の教師や子どもたち、元同級生たちは深津の帰郷を歓迎するが、小学四年生の宇良という男の子だけ現れなかった。 人の善悪を見抜き、どちらかわからないうちは、姿を見せないという。 深津は悪寒を覚えた。 人は生きて変化している。 二十年前、島で起こった事件などいつまでも引きずっているわけもない──。 島の学校に通うのは、地元の子どもだけでなく、不登校や親の虐待など家庭の事情で「島留学」をする子どもたち。 全校生徒十人ほどの学校で過ごす日々、厳しくも豊かな自然への畏怖、子どもを守ると言い伝えられる島の神・ウラの存在。 島での生活の中で、深津が過去と対峙し、再生していく。 (アマゾンより引用)
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最近は山村留学や島留学が増えていると聞くけど、何かトラブルを抱えている子達のシェルターのような役割もあるのだろうか。 作中では虐待を受けていた子どもも受け入れていて、先生が通常の授業+心のケアも担っているのだけど、現実的にはかなり大変だろうなと思った。 島ののんびりとした暮らしを...
最近は山村留学や島留学が増えていると聞くけど、何かトラブルを抱えている子達のシェルターのような役割もあるのだろうか。 作中では虐待を受けていた子どもも受け入れていて、先生が通常の授業+心のケアも担っているのだけど、現実的にはかなり大変だろうなと思った。 島ののんびりとした暮らしをイメージして読み始めたけど、虐待の陰がずっとちらつく重たいテーマの物語。 神様のウラがもっと登場して、子ども達を助けてくれたらいいのにと思った。
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故郷の島に12年ぶりに帰ってきた男性教師と、島で生活する子どもたちとの交流を描いた作品。深津が幼い頃に受けた傷と現代を生きる子どもたちが抱える傷それぞれに向き合っていく一生懸命さがよかったです。
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親から虐待を受けた子供が、子供を守ってくれる神様がいると言われる自然豊かな島で優しい教師や島民に見守られながら、トラウマを克服しようとする話 ・・・割とありがち
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