ミューズの真髄(3) の商品レビュー
加害者になってやる!!と振り切る過程がよかった。 1巻では個展開催を他力本願で叶えようとした主人公が自力で開催してて感動。
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なぜか絵を描くのが好きで、ずっと描いていた小学生時代、自分は絵の才能があると思い込んでいたが、自分より上手な人と出会った中学生時代、絵描くだけなんてダサい、もっと他のことも私はできるんだからと絵を捨てた高校、大学時代、やっぱり久しぶりに描きたいなと思って、ネット上のイラストレータ...
なぜか絵を描くのが好きで、ずっと描いていた小学生時代、自分は絵の才能があると思い込んでいたが、自分より上手な人と出会った中学生時代、絵描くだけなんてダサい、もっと他のことも私はできるんだからと絵を捨てた高校、大学時代、やっぱり久しぶりに描きたいなと思って、ネット上のイラストレーターと自分の絵を比べて下手さに落胆する今。 帰るのが遅い一流企業に勤める父とパートをしながらほとんど一人で育ててくれる母。 なんか抜けてて突き抜けられない自分。 そんな自分に可能性を見続けている自分。 そんな自分を見つけて賞賛してほしいって思っている自分。 上記の私の経験や気持ちが、この作品とリンクすることが多く、色々と思い返しながら読み進めていた。 読むごとに共感して胸が痛くなって、でも好きなことや自分の可能性に執着していた日々って楽しいよなって思って。 読み終わってすぐに今の気持ちを書き殴らねばと思えるような心が取り乱される作品だった。
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