バナナケーキの幸福 の商品レビュー

山口恵以子(著者)

2024/07/15

アカナナ洋菓子店は、創業のきっかけこそ不幸な出来事だったが、そこからはトントン拍子で事が上手く進み、テンポ良く読み進められた。
そして何よりバナナケーキが食べたくなった。
特別付録でレシピが掲載されているので、今度作ってみようと思う。

2024/06/30

夫から突然離婚を告げられた母・茜が、娘・七に支え励まされながら、得意なケーキ作りで、新たな人生を切り開いていく姿を応援しながら楽しく読むことができました。

そして何より登場する人たちが優しくて、とてもほっこりします。

茜の得意なバナナケーキとダークフルーツケーキはとっても美味しそうで、食べてみたいです。

本の最後にはレシピが掲載れていたので、作ってみようかな＾＾*

2024/06/24

ケーキ作りの趣味から、娘の助けを借りてケーキ屋さんをオープンするまでの過程がとてもワクワクして楽しかった。
出てくる人もみんなあったかくてほのぼのできました！

2024/06/02

人との縁を大事にときに大胆に行動して洋菓子店を大きくしていく茜と娘の七。二人の周りの人もほぼみんないい人。最初茜と七を手酷く扱った父親とその親族は自分たちの行いの報いをちゃんと受けた。でも七の父親は最後まで七になにか思うことはなかったのかな。
最後もとても幸せな家族の様子で幸せな気分になりました。

2024/06/01

ひたすら人が優しいお話
紆余曲折ある方がいいのかもしれないけど、主人公がどん底に落ちるとかだと、最近疲れて読めないので(笑)
こうやってずっと上がり調子のお話は大歓迎

主人公母娘がずっと良い方向に向いていくまさに幸福を呼ぶ、幸福をみんなに与えるケーキだなと

友達母娘というより戦友母娘
凄く素敵な母娘関係でほろりと泣けました

2024/05/28

親子二人で生きていくのに、周りが助けてくれるのが、上手く行き過ぎでしょう
ラストもやっぱりね、でした

2024/05/20

うーん…いきなりですが
ちょっと上手く行きすぎじゃない？
という感じがしました
パウンドケーキ自体は私も大好きです
しっとりしたケーキが紅茶やコーヒーに合うんですよね

上手くいきすぎちゃって、時々ツッコミをいれたくなるようなこともあり

面白くなかった訳じゃないけれど、はまる本ではなかったです

2024/05/11

母と娘が力を合わせて奮闘し、美味しいパウンドケーキでどんどん快進撃を続けていく物語
するすると読みやすい文体であっという間に読み終わった！仕事じゃないところでは何度か波乱があったけど、仕事に関してはかなりとんとん拍子に進んでいく
そこが仕事を描いてる作品としては少し物足りないな～と思いました…
最後はなるほど！こうなったか～と思いながらもしっくりきた
表紙の絵が温かなイラストがスキだな

2024/05/21

山口恵以子さんの作品は、『ゆうれい居酒屋』、『婚活食堂』の両シリーズ物を読み進めており、いつも楽しませてもらっていますが、本書『バナナケーキの幸福』も、是非シリーズ化して続きを読みたいなと思わせてくれるほど、本当に面白かったですね。
それこそ、一気に読み終わりました。

読み続けたいなと思う大きな要因の一つに、物語の主人公を応援したくなるかどうか、があると思います。
その点、本書の主人公である、母・茜と娘・七の母娘は、応援したくなる、また応援する甲斐がある主人公にピッタリでした。

とりわけ、七の茜を大事にする心と、茜が作るケーキを喫茶店への卸売りから始めて、洋菓子店の開店、販売の拡大に繋げる決断力・行動力は、読んでいて気持ちが良く、応援したくなりました。

物語の序盤、父の突然の裏切り行為（不倫⇒離婚）によって、裕福な病院長夫人とその娘という立場から退かねばならなくなりますが、そこから、茜・七母娘の奮闘が始まります。

ある意味で、茜の本来の人生はそこから始まったのかもしれませんが、（前述のとおり）七がいたからこそとも言えるでしょう。
勿論、七は七で自分の人生を歩んでおり、全てを茜に捧げているわけではありません。
母娘で、それぞれを尊敬し、それぞれの人生を尊重しながら、それぞれの幸せを掴もうと、一生懸命に生きている姿が清々しいですね。

やはり、山口さんの作品は読んでいて気持ちが良くなること間違いなしでした。

山口さん、PHP研究所の皆さん、シリーズ化されることを是非お願いします。

2024/05/04

心がほっこりする物語でした。
バナナとドライフルーツの香りがしてくるような気分で読み進めることができました☺️