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昭和天皇物語(12) の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/04/24

劇画タッチの絵はあまり好きじゃないんだけど、出来る限りモデルに忠実にとなると、ここを選択せざるを得ないってのも分かる。なので、そこはそうと受け止めた上で、内容はとても興味深いもの。当たり前なんだけど、前史を含めた昭和史を紐解くもので、事件や人物をたどるだけでも意義深い。当初から軍...

劇画タッチの絵はあまり好きじゃないんだけど、出来る限りモデルに忠実にとなると、ここを選択せざるを得ないってのも分かる。なので、そこはそうと受け止めた上で、内容はとても興味深いもの。当たり前なんだけど、前史を含めた昭和史を紐解くもので、事件や人物をたどるだけでも意義深い。当初から軍部のきな臭さ満点で、しかも実は、ここまで天皇蔑ろだったとは…。もちろん、忖度やらタブーやらが跋扈しまくる領域だろうし、本作品も、一つの見方として捉えておくのが妥当だとは思うけど。12巻まで読んで、舞台はクーデター頻発から世界大戦へ、という段。

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2023/08/26

二・二六事件の顛末を描く。 陸軍の粛清に動くが、結果、 軍部大臣現役武官制が復活し、 さらなる軍部の暴動を招く結果になる。

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2023/06/26

ロンブーの淳さんが武田鉄矢さんから勧められて、と聞いて読んだら、12巻まであっとゆう間に読んでしまいました。時代背景は知りながらも天皇の視点。

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2023/04/02

んんんんー、戦争へ向かうのが止められない。国内も大混乱。国内で思想の違いで殺し合う。これが戦争へ向かう国の姿なんだろうか。

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2023/04/02

安藤大尉をはじめとする青年将校たちの蹶起を受けて、眞崎甚三郎ら皇道派軍首脳は皇道派内閣実現をもくろみ蠢動する。しかし、ここで蹶起部隊を明確に「反乱部隊」と断定したのは昭和天皇と石原莞爾だった。殊に股肱の臣を殺害された昭和天皇の怒りは激しく、近衛師団を率いて自ら鎮圧するとまで宣言す...

安藤大尉をはじめとする青年将校たちの蹶起を受けて、眞崎甚三郎ら皇道派軍首脳は皇道派内閣実現をもくろみ蠢動する。しかし、ここで蹶起部隊を明確に「反乱部隊」と断定したのは昭和天皇と石原莞爾だった。殊に股肱の臣を殺害された昭和天皇の怒りは激しく、近衛師団を率いて自ら鎮圧するとまで宣言する。安藤大尉が敬愛する秩父宮も昭和天皇を補佐する姿勢を示し、形勢不利と見た軍首脳は掌を返すように自らの保身を図るのだった。こうして近代日本最大のクーデーター事件は終息し、長らく秩父宮とともに描かれてきた安藤大尉は物語から姿を消すことになる。今後は石原莞爾大佐に焦点が当てられるのだろうか。

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2023/03/31

★3.5かな。 主人公の1945年に至るまでの苦悩があんまり深いように見えない気がしなくもなく。。。もしかすると苦悩と見ようとするのは先入観に過ぎないのかもですけれど。 それにしても言わずもがななんでしょうが、226ってやっぱりテロに分類されるんでしょう。首謀者たちの意識含めて、...

★3.5かな。 主人公の1945年に至るまでの苦悩があんまり深いように見えない気がしなくもなく。。。もしかすると苦悩と見ようとするのは先入観に過ぎないのかもですけれど。 それにしても言わずもがななんでしょうが、226ってやっぱりテロに分類されるんでしょう。首謀者たちの意識含めて、この事件が100年も経っていない事実は冷静に見つめる必要あり。それが歴史を直視するってことかと。

Posted byブクログ