面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ の商品レビュー
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雑草についてわかりやすい説明ももちろん書かれていたが、人生の教訓のような形でまとめられており予想外だったが印象に残った。 ネナシカズラの紹介ではルールのない自然界でも「ずるい」やり方はうまくいっていないという言及があった。結局は王道が一番なのかもしれないと感じた。
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おもしろかった!! 雑草がこんなに戦略をたてているなんて。 見えない世界を見せてもらった感じ! 読みやすくてあっという間でした。 一番笑ってしまったのは、ツユクサとアブ。 花粉を運ぶアブは黄色に寄ってくるので、補色効果の青色の花で、黄色を目立たせている 実は黄色い雄しべはダミー!花粉はない。 アブが花粉を探してるうちに、 別の雄しべの花粉が、お腹やお尻につく。 アブは花粉つきの雄しべに気づく。 が、それもまた花粉が少ないダミー雄しべ! その花粉をむさぼるうちに、また別の雄しべがお尻に花粉をつける。 そうやってアブの体に花粉をつけて運ばせる、ツユクサ凄い。策士。 なんと一番花粉たっぷりの2本の雄しべは、目立たない色をしているらしい。 こんな話しがどの雑草にもあって、 これから雑草をみる目が変わりそう。 変化はチャンスなんだなと実感しました。
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1928714361624998279?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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雑草なんていう大雑把な呼び方が申し訳なくなるほど、植物の強さや順応性に感心してしまった。 環境に合わせて進化してきた植物。周りの様子が見えてる?何か聞こえてる?と思ってしまう。 そうじゃないなら、なんでこんなにも巧みに姿を変えていけるのだろう。不思議だわ。 たくさんの植物が紹介さ...
雑草なんていう大雑把な呼び方が申し訳なくなるほど、植物の強さや順応性に感心してしまった。 環境に合わせて進化してきた植物。周りの様子が見えてる?何か聞こえてる?と思ってしまう。 そうじゃないなら、なんでこんなにも巧みに姿を変えていけるのだろう。不思議だわ。 たくさんの植物が紹介されている締めくくりに、◯◯に学ぶという一言があって、それが的を射ていてよかった。 お気に入りは、オオバコに学ぶ「どんなときでもプラスに変えられない逆境はない」。 暖かくなってきたし、じっくり草花を観察したくなってきた。
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日本の植物学の父と称される牧野富太郎は、「雑草という草はない」と言ったという。 著者によれば、雑草が生えている場所は植物にとって過酷な環境であり、そこに生えている雑草とは選ばれし成功者なのだという。 彼らの生存戦略の多様さと奇抜さが、わかりやすく、面白く描かれる。 雑草が、そし...
日本の植物学の父と称される牧野富太郎は、「雑草という草はない」と言ったという。 著者によれば、雑草が生えている場所は植物にとって過酷な環境であり、そこに生えている雑草とは選ばれし成功者なのだという。 彼らの生存戦略の多様さと奇抜さが、わかりやすく、面白く描かれる。 雑草が、そして生きとし生けるものが、ちょっぴり愛おしくなる本。
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雑草の生き方は適当さが適度 いろんな戦略をとる種がいるが、全ての種で、今の戦略に辿り着くまでに無数の失敗(死)があったのだろう 多様性を保っていれば環境変化にも対応できるって事だけど、対応できないやつが死んでしまうって事 今の人類に当てはめて考えると、多様性を重んじて生活し...
雑草の生き方は適当さが適度 いろんな戦略をとる種がいるが、全ての種で、今の戦略に辿り着くまでに無数の失敗(死)があったのだろう 多様性を保っていれば環境変化にも対応できるって事だけど、対応できないやつが死んでしまうって事 今の人類に当てはめて考えると、多様性を重んじて生活してる多様な奴らは「いざという時」のトライアンドエラーの数になる 自然界では一人勝ちは長く持たないが、今の人類は一人勝ち状態だ。人類が「自然界」の中に含まれているかが論点な気がする。
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たくましく生きている雑草を取り上げ、その雑草ごとの生存戦略を、なぜ、そういうシステムなのかを推理していくようなスタイルで紹介している。 ただ事実を羅列するより、なぜ?という部分で、考えさせられ、筆者の授業を受けているような感覚になり、印象に残りやすい。 小さな雑草だが、生き残る...
たくましく生きている雑草を取り上げ、その雑草ごとの生存戦略を、なぜ、そういうシステムなのかを推理していくようなスタイルで紹介している。 ただ事実を羅列するより、なぜ?という部分で、考えさせられ、筆者の授業を受けているような感覚になり、印象に残りやすい。 小さな雑草だが、生き残るための企みが想像以上に高度で面白い。それを研究し解明した人もすごいと感じた。 カラスノエンドウが、アリを利用しているが、害虫であるアブラムシをも、意図して利用している可能性についての研究結果が待たれるところだ。 植物の生き方から人が学べる教訓を各章ごとに挙げており、 そんな企みが隠されていたのかと素直に感動すると同時に、人間の生き方に当てはめることで、少々説教くさいと感じる部分もあったが、自分は、植物たちの生き残るための深い仕掛けをシンプルに楽しんだ。 雑草は目的のために手段を選ばず、自分に合った手段をとる。どの植物も同じ手段では生き残れない。 最先端のシステムが適している場所もあれば、古いシステムで生き残っているものもいる。 雑草は雑な草。 たくさんの種類の草たちの成功方法は一つではない。 筆者の多様性が大事で、みんな違うから社会が成り立っているというメッセージが貫かれている。 印象に残ったのは以下の部分。 ホトケノザが、蜂だけに蜜を与えるために横向きに花を咲かせ蜂を同種の花に運び屋として利用するため蜜が多い花と少ない花を用意している。 →蜂にターゲットを絞り徹底的に利用する強かさを感じる。 日本たんぽぽと西洋たんぽぽの棲み分け。 西洋たんぽぽが日本たんぽぽを駆逐しているわけではない。 日本たんぽぽは自然豊かなところ、西洋たんぽぽは他の植物がいないところを得意としている。 →日本人は和を重んじ、西洋人は個人主義というイメージに重なるように思えた。 ツユクサはアブに花粉を運んでもらうため、春ではなく夏にアブが好む黄色の雄蕊を持ち目立たせるために補色である青い花を咲かせる。その雄蕊はダミーで、アブを引きつけ、さらに花粉のあるダミーへ誘導する。ダミーに夢中になったアブに花粉を運ばせる。 →隠し玉を用意し、目的を達成する。植物が動物を動かしている。 草食動物とイネ科の攻防 →敵は虫だけじゃない。植物が身を守る術を進化させれば、食べられるよう動物をも進化させてきた。 セイタカアワダチソウ 原産地のアメリカでは可愛らしい存在。 日本では、アロパシーで競争に勝ったかのように見えたが、相手がいなくなると自家中毒に。一人勝ちは許されない例となった。 →まるで日本の社会のようだと感じた。
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本書では題名の通り雑草が中心に扱われているが、雑草に限らず植物、そしてもっと幅広く生物の生態や進化は本当に不思議で、そして精密な世界だなと思う。よく言われることではあるが、絶妙なバランスの上に生物の多様性が成り立っていることを考えると、やはり人類はもっともっと環境に配慮した生活を...
本書では題名の通り雑草が中心に扱われているが、雑草に限らず植物、そしてもっと幅広く生物の生態や進化は本当に不思議で、そして精密な世界だなと思う。よく言われることではあるが、絶妙なバランスの上に生物の多様性が成り立っていることを考えると、やはり人類はもっともっと環境に配慮した生活をすべきなのだと思う。みんなができることを小さなことでも積み重ねていくだけでも今よりはよい方向に向かうと信じて努力したいものだ。
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『雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々』の方が、研究室の学生さん達の様子も描かれていて、さらに読みやすいかもしれない。 雑草学とか、植物とかは全く初めてというような文系さんにはそちらの方もおすすめかも。 でも、もし、高校生の頃にこの本に出会っていたら、こういう研究もあるん...
『雑草学研究室の踏まれたら立ち上がらない面々』の方が、研究室の学生さん達の様子も描かれていて、さらに読みやすいかもしれない。 雑草学とか、植物とかは全く初めてというような文系さんにはそちらの方もおすすめかも。 でも、もし、高校生の頃にこの本に出会っていたら、こういう研究もあるんだ、研究って面白そう、と思ったかもしれない一冊。
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植物学の父と称される牧野富太郎の「雑草という草はない」という刺すようなパンチラインからの導入でワクワクしながら本書を読み進めました。 20種類の雑草から様々な生き方を学ぶ。 生き方に答えがないことを知っている「雑な草」はまさしく現代人の師となる存在だと知りました。 p222からは...
植物学の父と称される牧野富太郎の「雑草という草はない」という刺すようなパンチラインからの導入でワクワクしながら本書を読み進めました。 20種類の雑草から様々な生き方を学ぶ。 生き方に答えがないことを知っている「雑な草」はまさしく現代人の師となる存在だと知りました。 p222からはじまるオニタビラコという雑草学ぶ「個性があるのは多様性の維持が正解だから」。第5章のこの節は 人生観をまた一つ深くしてくれたように感じました。
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