西洋書物史への扉 の商品レビュー
ヨーロッパの書物の歴史をエッセイ風に概観。 本好きの友人の薦めで読んだが、書物をめぐる興味深いエピソードが多々紹介されていた(トリビア的な話も多くて、やや退屈な面もあったが)。個人的には、写本偽作者やファクシミリストの話が特に面白かった。
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美しい中世の写本を量産した修道院の写字生の記述など、西洋書物の歴史コラム集。たまたま見た美術展で羊皮紙に触れたり書見台の実物を見られたのでタイミングがよかった^^
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「〜への扉」とあるように、西洋書物史のほんのさわりの部分を紹介するエッセイ集のような入門書。だがパピルスや羊皮紙の話、ペチア・システム、音読・黙読、写字生、回転式書架、埋没した古書の発掘、ファクシミリスト、余白の話等々、どの章もとても面白く興味深い内容で、引き込まれるようにあっと...
「〜への扉」とあるように、西洋書物史のほんのさわりの部分を紹介するエッセイ集のような入門書。だがパピルスや羊皮紙の話、ペチア・システム、音読・黙読、写字生、回転式書架、埋没した古書の発掘、ファクシミリスト、余白の話等々、どの章もとても面白く興味深い内容で、引き込まれるようにあっという間に読了してしまった。自分が本当に本好きであることを再確認できる、そういう本でもある。◎
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