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カムイの大地 北海道と松浦武四郎 の商品レビュー

2.9

8件のお客様レビュー

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2024/08/23

アイヌの人々が広大な北の大地で自然と共存し、人としてあるべき暮らしをしていた事、その人々と武四郎が触れ合い北海道と名づけられた経緯がわかりました。日本に生まれ知らない事が沢山あるな、沖縄は?色々興味がわきます。

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2024/07/14

北加伊道(ほっかいどう)と名付けた松浦武四郎の物語。 加伊=アイヌ語で「この地に生まれた者」 この地は蝦夷地(異民族の住む地)ではない。この北の大地に生まれたアイヌの人々の国である、という意味合いが含まれているそう。  地名にアイヌ語の名残を感じるのは松浦が先住民の故郷を大切に想...

北加伊道(ほっかいどう)と名付けた松浦武四郎の物語。 加伊=アイヌ語で「この地に生まれた者」 この地は蝦夷地(異民族の住む地)ではない。この北の大地に生まれたアイヌの人々の国である、という意味合いが含まれているそう。  地名にアイヌ語の名残を感じるのは松浦が先住民の故郷を大切に想っていたからかもしれない。

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2023/07/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アイヌ空想小説 アイヌが狩りをするのは生きるためだが・・・ 毛皮や羽根とか交易の為に狩猟しているのでは ないかな?(´・ω・`) 蝦夷地=異民族の住む地、昔からその土地に暮 らしていたアイヌの人々という虚構のアリバイ を偽証する本なので38ぺージで中断します

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2023/05/25

新聞の図書案内でみかけて、図書館で借りてみた。 児童書で、幕末にアイヌのために尽力した、松浦武四郎をテーマにした本。 ホッカイドウの名付け親で、アイヌ地名を現在に多く残したのもこの人の功績だという。 解説付きの親切設計だし、私自身がこの2年で、樺太関係についていくらか本を読んで...

新聞の図書案内でみかけて、図書館で借りてみた。 児童書で、幕末にアイヌのために尽力した、松浦武四郎をテーマにした本。 ホッカイドウの名付け親で、アイヌ地名を現在に多く残したのもこの人の功績だという。 解説付きの親切設計だし、私自身がこの2年で、樺太関係についていくらか本を読んでいたので、理解しやすくてよかった。 児童書なので内省は少なめに、話はスパスパと進む。 前半の主要キャラクターたちがいない後半は寂しかったな。 主人公、武四郎の樺太や北海道に対する、桁外れのパワーに圧倒されるし、その後の武四郎の人生もすごい。 表紙の武四郎、作者が言う通りイケメンで迫力があって良い。

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2023/05/19

まず、表紙絵が凛々しくて良い。 ただし、内容は、アイヌ人をこき使う強欲な松前藩の奴らと商人たちとの戦いに力尽きる松浦の話で、悲しかった。大体において、蝦夷討伐に出た京都の朝廷の面々から、蝦夷地を私利私欲のために使い、罪もないアイヌを酷い目に合わせた日本人が憎くてたまらない。 ひい...

まず、表紙絵が凛々しくて良い。 ただし、内容は、アイヌ人をこき使う強欲な松前藩の奴らと商人たちとの戦いに力尽きる松浦の話で、悲しかった。大体において、蝦夷討伐に出た京都の朝廷の面々から、蝦夷地を私利私欲のために使い、罪もないアイヌを酷い目に合わせた日本人が憎くてたまらない。 ひいては、こいつらの血筋が日本人同士を軍隊内でいじめ、中国、朝鮮民族をいじめたに違いない。 人間のイジメ体質は本当になんとかしないといけないと思う。

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2023/05/17

松浦武四郎の北海道探索記。児童書で読みやすい。ホロケウの正体がまさかのまさかだった。アイヌに興味があれば入っていきやすい物語かな。そういえば以前松浦武四郎について書かれた本を途中で諦めてしまったけど、また読み直したいと思ったし真宮林蔵の本も読みたい。やはり私はアイヌに興味がある。...

松浦武四郎の北海道探索記。児童書で読みやすい。ホロケウの正体がまさかのまさかだった。アイヌに興味があれば入っていきやすい物語かな。そういえば以前松浦武四郎について書かれた本を途中で諦めてしまったけど、また読み直したいと思ったし真宮林蔵の本も読みたい。やはり私はアイヌに興味がある。

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2023/04/22

最大観光地の一つ、北海道…景色もよくて食べものもおいしいイメージの北海道も過酷な時代があったのだな…と感じられる作品。 表紙のイラストがかっこよくて、手にとったけど、文中には挿絵が一枚もなくて残念(アイヌ文化の説明のイラストや写真はあるが) 読みやすい文章だけど、なんとなく物足り...

最大観光地の一つ、北海道…景色もよくて食べものもおいしいイメージの北海道も過酷な時代があったのだな…と感じられる作品。 表紙のイラストがかっこよくて、手にとったけど、文中には挿絵が一枚もなくて残念(アイヌ文化の説明のイラストや写真はあるが) 読みやすい文章だけど、なんとなく物足りなく…武四郎がたくさん歩き、アイヌの人たちに信頼されたことは分かるのだが、それ以外の掘り下げがどれも浅いような気がする。もっとアイヌのことを知りたかったし、武四郎の破天荒な部分(具体的なエピソード)なども。。そして、最後少しファンタジーが入ったなと思ったら…伝記ではなく、史実に基づいたフィクションだったか!こういう物語なのだと思ったら、まぁ納得かな!

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2023/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

“蝦夷地”と呼ばれ、松前藩と商人に搾取されていた北の大地とアイヌの人々。 松浦武四郎はアイヌの人たちに“ニシパ”と呼ばれていた。 アイヌの人たちとアイヌのことばで話し、笑い心を寄せた。 “北加伊道”の名を提案し、また北海道各地の地名もアイヌの名前を尊重した。 精力的に北海道を歩き回り、そして失意も覚えた一生を第一回と第四回の蝦夷地探索を中心に、伝記というよりは物語として紹介する。 〇アイヌの衣食住や文化、武四郎の出版事業や晩年について、コラムで触れている 〇武四郎物の本を読んでみたい 〇北海道への入り口に 〇絵本『北加伊道』も一緒に。地名にこめられた意味

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