世界一役に立つ 図解 論語の本 の商品レビュー
論語について全く知識がなかったが、図書館で目に留まり、借本。論語は、孔子が弟子と交わした言葉や孔子の言動を弟子がまとめた本であり、本書ではいくつかの論語の言葉が紹介されている。渋沢栄一氏も論語に影響を受けていて、「道徳経済合一説」とそれを述べた「論語と算盤」というものがある。「富...
論語について全く知識がなかったが、図書館で目に留まり、借本。論語は、孔子が弟子と交わした言葉や孔子の言動を弟子がまとめた本であり、本書ではいくつかの論語の言葉が紹介されている。渋沢栄一氏も論語に影響を受けていて、「道徳経済合一説」とそれを述べた「論語と算盤」というものがある。「富をなす根源は何かと言えば、仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ」と論語の言葉に基づく「仁」の思想(人の道を優先させること、国家や社会のために自分の私欲を捨てること)を述べられている。論語は人が生きていく上で、役立つヒントを教えてくれる指南書であると著者は述べられている。本書は文庫版でざっと読むことができ、論語について簡単にではあるが知ることができた。他の書籍も読んでみたいと思う。 ・故きを温ねて新しきを知る(温故知新):先人の知恵を時と場合に応じて上手に使う。 ・異端を攻むるは、これ害あるのみ:王道を知らずして異なる道へ進むのは、害にしかならない。孔子が目指す「儒」には徳目(仁・義・礼・智・信)を基本に据えた人間関係の構築という考えがある。 ・己達せんと欲して人を達せしむ:自分が成功したいと思う前に、他人を成功させるようサポートしよう。 ・仁に里るを美と為す:常に思いやりの心を持つことは大切なこと。それは人として素晴らしい生き方である。
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論語を読んでみたいけど難しそう、理解できるか自信がない…そんな人に向いている論語の本。 ピックアップされたら論語の簡易訳とその解釈例、そして図解されたものがありより身近に読める本でした。
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